日本テレビ『news zero』公式サイトより

 俳優・波瑠が4月から日本テレビ系ニュース番組『news zero』で、毎週火曜日出演の“曜日パートナー”に起用されて話題となっている。

 同番組の出演決定を受けて波瑠は、「とても驚きましたが、光栄に思っております。

わたしは日頃、ニュースをよく見る方だとは言えないので、世の中に知らないことがたくさんあります。触れてこなかったものも、難しそうで目を伏せてしまった物事もあります。そんなわたしが、緊張感のある生放送という場でどのようにテレビの前の皆さんと繋がれるのかと考えた時に、わからない、難しい、を一緒に言えたらと思いました」。

 続けて、「多すぎる情報は時に圧力のように私たちを追い詰めることもありますが、そのなかにあるこれから大切にしたい言葉や、色々なもの、人との出会いを自分にも期待しています。なかなか自分の言葉でお話しする機会はないので、困った顔をしている場面もあるかもしれませんが、やさしく見守ってくださるとうれしいです」とコメントしている。

 これまでモデル、女優として活躍してきた波瑠。

ュース、報道番組のレギュラーは今回が初となるが、芸能事務所のマネジャーはこう語る。

「波瑠さんのコメンテーターデビューは正直言って意外でした。高学歴を売り物にしているタイプでもないですし。TBSテレビ系列のトーク番組『A-Studio』のアシスタントを担当していた頃は、メインMCの笑福亭鶴瓶さんと小気味の良いやり取りをしていたこともありましたが、そうかと言ってトーク力やコメント力に特段長けているという感じでもなかったですからね。何よりも女優業が順調な中、『なぜ、このタイミングで?』というのが率直な感想です」

 波瑠といえば、15年放送のNHK連続テレビ小説『あさが来た』でヒロインを演じて注目を集めると、数多くのドラマや映画、CMに出演。昨年も7月期に放送された日本テレビ系連続ドラマ『こっち向いてよ向井くん』に出演、映画『アナログ』でヒロインを務めたほか、多数の作品に携わった。

『わたしのお嫁くん』に主演後、『こっち向いてよ向井くん』に出演したことで、局をまたいで2クール連続で「水10」枠の連続ドラマに出演するなど、引っ張りだこと言ってもいい状況だ。

 そうした中でのコメンテーターデビューに違和感を覚える業界人も少なくないようだが、そこで注視されているのが私生活の動向という。

「波瑠さんは19年の夏に俳優の齋藤雅弘さんとの宮古島旅行デートを『週刊文春』(文藝春秋)で報じられましたが、その後に別れたという話は聞いていません。近い将来の結婚を見越して、新たなジャンルの仕事にチャレンジするというのであれば合点がいくんですけどね。実際、今回のコメンテーターデビューを受けて業界内でも波瑠さんの私生活への関心も高まっています」(前出の芸能事務所マネージャー)
 
 公私ともに波瑠の動向に要注目である。