下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 松居一代が大変だ! 先日の尾行、500キロ逃避行ブログに続き、夫の船越英一郎の浮気、マスコミへの情報リーク、そして「週刊文春」(文藝春秋)の裏切りを語る動画をYouTubeにアップした。

心配だ。家族や関係者はしかるべき専門家に相談してほしい。

第371回(6/28~7/4発売号より)
1位「X JAPAN Toshl “脱洗脳”支え続けた『内縁の妻』は10歳年上の“資産家”美魔女!」(「女性自身」7月18日号)
2位「静香 『彼のこれから』見た静岡三島の女占い師」(「女性セブン」7月13日号)
3位「ジャニーズ事務所 転職サイトでマネージャー募集! 深まる混乱!!」(「週刊女性」7月18日号)

 YOSHIKIの手術が大きな話題となる中、X JAPANのToshlにおめでたい報道だ。「女性自身」が現在Toshlを支える女性の存在を報じたからだ。

 その女性はToshlより10歳上の資産家令嬢だという。しかもプライベートだけでなく、ビジネスパートナーとしてもToshlを支えているとか。
よかった、よかった。というのも、Toshlといえば“洗脳騒動”であり、そのきっかけを作ったのは元妻だったからだ。

 それはToshl自身の告白本『洗脳 地獄の12年からの生還』(講談社)に詳しいが、自己啓発セミナー団体「ホームオブハート(HOH)」をToshlに紹介したのも元妻で、しかも元妻はToshlという夫がありながらHOH主宰者とも、それ以前から“深い仲”だと取りざたされた。つまり、元妻はToshlに巧妙に近づき、メロメロにして、支配し、洗脳団体につなぎ、洗脳することで、心身ともに“搾取”した。Toshlは、ときに元妻から馬乗りで暴行を加えられることもあったのだ。

 そんなことまでされても、耐え忍んでしまうのが“洗脳”の恐ろしさだが、そんな出来事を経験したToshlが、それを乗り越えて女性パートナーとの絆を深める。
しかもこの女性はToshlの“脱洗脳”にも大きな関係があったらしい。2009年、ToshlがHOHを脱出する際、この女性の父親が生活費や弁護士費用の援助をし、また別荘に匿ったというのだ。そうした関係で、築かれていった2人の関係。

 今度こそ、まともで、穏やかな関係になれば。

 しかし――。そうはいかないのがToshlらしい。
「自身」の記事には、ある心配なエピソードが。

「Toshlは自分で決めるべきことを彼女にいちいち伺いを立てている。彼女に頼りすぎだという声もあります」

 女性に依存する体質なのか、それとも前妻のトラウマ、後遺症なのか。幼少期からYOSHIKIにコンプレックスを抱きながら、生きてきたというToshlだが、もっと自分に自信を持って! とエールを送っておきたい。



 とはいえ人気商売で、だからこそ、ひとつでも不祥事やスキャンダルが飛び出せば、その後どう転ぶのかわからないのが芸能界だ。何かに頼りたい、依存したい。
それは木村拓哉を夫に持つ工藤静香も同様なのか!? 「女性セブン」には、静香が静岡県三島市のスゴ腕占い師に相談をしているという記事が。

 なんでも三島市の商工会関係者や東京の占い師の間でも、静香が来ていると“ウワサ”になっているらしい。相談内容は“夫婦のこれから”。しかもその時期が「昨年から今年にかけて」だって。時期が時期だけに、さもありなん。 

 しかし結論から言えば、静香の事務所は全否定。
「そもそも静香は占いに頼るような気質ではありません」だって。そう言われると、確かに。

 だが、そんなウワサが流布されるのには理由があるはずだ。そのヒントは「セブン」記者が探し出し、自らも占ってもらった“スゴ腕占い師”にあった。記者がこの占い師に「静香さんはどんな相談を?」と聞くと、その答えがこうだった。

「依頼者の中には有名なかたもいますけど……まあそれはね。
ここへ来る人の大半が夫婦と子供の話よ。あとは仕事の話ね」

 思わせぶりだが、これって認めているのも同然だ。静香が占い師に本当に相談したかどうかはともあれ、ウワサの“モト”はここか!?

 ジャニーズ事務所がマネジャー職の中途採用求人を「リクナビNEXT」で募集して話題になっている。ジャニーズ事務所はこれまで中途採用を転職サイトで募集することなどなかったからだ。

 その理由、内部事情を「週女」は、こう指摘している。

「今年に入ってからはベテラン社員や敏腕マネージャーなど、辞める人が後を絶ちません」(スポーツ紙記者のコメント)
「よほど切羽詰まった状況なのでしょう。混乱というより危機的状況だと言えますね」(芸能プロ関係者のコメント)

 ぜひ勇気ある若手記者、ライターが“潜入入社”して、内部ルポを公表してほしい。絶好のチャンスだ!(笑)