株式会社日本M&Aセンターが、株主優待を変更することを、2019年10月30日に発表した。

 日本M&Aセンターの株主優待は、毎年3月末時点の株主を対象に実施されており、従来の内容は「100株以上を保有する株主に、『おコメ(魚沼産コシヒカリ5kg)』を贈呈」というのものだった。

 今後も「おコメ(魚沼産コシヒカリ5kg)」が贈呈されることに変わりはないが、「1年以上の継続保有」が必須条件となるのが決まった。つまり、「100株以上を1年以上継続保有する株主に、『おコメ(魚沼産コシヒカリ5kg)』を贈呈」となる。

 日本M&Aセンターの株主優待の変更は、2020年3月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。

日本M&Aセンターの株主優待制度の詳細は? (変更前) 基準日 保有株式数 株主優待内容 3月末 100株以上 おコメ(魚沼産コシヒカリ)5kg (変更後) 基準日 保有株式数 保有期間 株主優待内容 3月末 100株以上 1年未満 ー 1年以上 おコメ(魚沼産コシヒカリ)5kg 備考 ※「1年以上継続保有」とは、3月末日および9月末日の株主名簿に、
 同一株主番号で3回以上連続して記載または記録されていることとする。

 日本M&Aセンターの株主優待は、「おコメ(魚沼産コシヒカリ5kg)」。優待品の価格は不明のため、株主優待利回りは厳密には計算できないが、「魚沼産コシヒカリ(5kg)」はネット通販サイトでは最低でも3000円以上で販売されているので、株主優待利回りは0.86%以上にはなりそうだ。ただし、今回の変更により「1年以上の継続保有」が必須条件となり、権利獲得のハードルが上がってしまったので、残念ながら株主優待は改悪されたと言えるだろう。
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  日本M&Aセンターは、東京都千代田区に本社を置く、中堅・中小企業のM&A仲介の最大手企業。全国の地銀の9割、信金の8割、そして874の会計事務所などとネットワークを構築し、ほぼすべての業種でのM&Aを支援。2020年3月期(通期)の連結業績予想は、すべて前期比で売上高13.8%増、営業利益7.7%増、経常利益7.7%増、当期純利益2.8%増。2019年10月、海外2つめの拠点となる、インドネシアに駐在員事務所を開設。大企業の海外事業強化に伴う、中小のM&A仲介を視野に入れての進出となる。

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■日本M&Aセンター業種コード市場権利確定月サービス業2127東証1部3月末株価(終値)必要株数最低投資金額配当利回り3455円100株34万5500円0.67%※株価などのデータは2019年11月1日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。
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