以下、「年収が低い会社ランキング2024」を見ていこう。本記事の対象は、単体の従業員数が100人以上の企業としている。従業員数が少ない会社は、少数の従業員で構成される持ち株会社などが多く、そのグループ企業の一般的な年収よりも高いケースが多くあるためだ。最新版のランキング上位の顔触れは、どうなっているだろうか。
1位は、家庭用ゲームソフトを開発する日本一ソフトウェア
1位になったのは、岐阜県各務原市に本社を置く日本一ソフトウェア。平均年収は350.3万円、平均年齢は35.1歳だった。社名「日本一」の読み方は「にっぽんいち」。PlayStationやNintendo Switchといった家庭用ゲーム機用ソフトや、スマホ・タブレット向けコンテンツの開発などを行っている。「魔界戦記ディスガイア」シリーズなどのタイトルを開発している。
2位は石川県金沢市に本社がある大和で、平均年収は370万円、平均年齢は46.3歳。金沢の老舗百貨店「大和百貨店」を運営しており、金沢のほか富山にも店舗がある。
3位は小売・流通業界専門でマーケティング支援を手掛ける、富山市のアイドママーケティングコミュニケーション。
4位は長野県佐久市のエフビー介護サービスで、平均年収401.9万円、平均年齢45.6歳。老人ホームやデイサービスなどを運営、多様な介護サービスを提供している。
5位はきのこの栽培・販売でおなじみの雪国まいたけ。新潟県南魚沼市に本社があり、平均年収は404.4万円、平均年齢は41.5歳。まいたけのほか、しめじ、エリンギ、マッシュルームなども栽培している。
なお10位以下には、「亀田の柿の種」「ハッピーターン」といった米菓子を製造販売する亀田製菓、「シーチキン」を販売するはごろもフーズ、“農家のコンビニ”とも呼ばれるホームセンターチェーン、コメリなどがランクインしている。
ランキングの完全版では、6位以下の全100社を掲載している。各社の順位と平均年収は、どうなっているのか、完全版で確認してほしい。
(ダイヤモンド・ライフ編集部)