本作は銀行を舞台に、不正を絶対に見て見ぬふりできない舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿が痛快なエンターテインメント。
今田はクランクインからの3週間を振り返り、「舞は正義感が強くて悪事を黙っていられない。そういう舞に日々力をもらいながら向き合っています。3週間といっても、まだ3週間なんだという感じです。チーム間の団結力がよく、みんな出来上がっていて、集中力、スピード感がすごいです。ばばばっと巻いて(予定がスムーズに動いて)撮影しています」と順調さをアピールする。
また今田は「空き時間はおしゃべりをしたりと、雰囲気が良いです」とキャスト同士の仲の良さも紹介し、「酒肴処・花さきで出てくるご飯も美味しくて。お料理のレシピが公開されるようで、そこも見どころです」と嬉しそうに語る。また、現場に置いてあるけん玉にも挑戦しているようで、山本は「本当にけん玉がうまいです」と大絶賛。
前作は杏と上川の共演で、杏が舞を、上川が相馬を演じた。今田はその前作についても言及し、「10年前の杏さんと上川さんの作品が大好きで、今回改めて見返してみて、学生の時に見ていた感覚とはまた違ってみえました。舞役にプレッシャーがなかったかというとプレッシャーもありましたが、大好きな作品なのでリスペクトを込めながら新しい花咲舞を作っていけたらと考えています」とコメント。
途中、原作者の池井戸からキャストへの激励の手紙も紹介され、「花咲よ、風になれ」とのメッセージが紹介されると今田は感慨深げ。「素敵なお言葉です。風になれという言葉を大事にしながら舞を演じたいです」と話した。また、最後に「4月に入って、新年度の新しい生活、新しい気持ちをスタートさせた方も多いのではと思います。そんな春にぴったりの作品。