米CBSにて2003年から続く大人気の犯罪捜査ドラマ『NCIS～ネイビー犯罪捜査班』。現在シーズン21を放送中の同作が、フランチャイズ通算1000話到達を目前にシーズン22へと更新された。米TV Lineなど複数のメディアが伝えている。

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更新が驚きではない3つの理由

正直、この更新は想定通りと言えるだろう。『NCIS』シーズン21スタート前に、CBSエンターテインメント代表であるエイミー・ライゼンバッハは「彼らが続けたいと思っている限り、『NCIS』という“列車”にずっと乗り続けていけることを楽しみにしています。ずっと続けていきたいと思っています」と話していた。

そして実際に2月12日から始まった新シーズンは、6話が放送されたここまでの平均視聴者数は971万人（放送後7日間の数字を含む）。これは2023～2024年シーズンにおけるネットワーク放送のエンターテインメント番組としては、同じCBSの新作ドラマ『Tracker（原題）』に次いで、2番目に高い数字だ。

さらに、現在は元チームリーダーのギブスの若き日を描く前日譚ドラマ『NCIS: Origins（原題）』と、トニー＆ジヴァが主人公のタイトル未定のスピンオフが進められているため、その本家も続くことは堅いと見られていた。

更新決定を受けて、ライゼンバッハは「『NCIS』はCBSを代表するドラマ」とその存在感を強調。「心に響くストーリーとユーモア、そしてファミリーとしてのエネルギーにあふれた作品です。この作品を新シーズンもお届けできることを誇りに思います」と述べている。

『NCIS』シリーズでは、初の国際スピンオフとなるオーストラリアのシドニーを舞台にした『NCIS: Sydney（原題）』も、先月シーズン2へ更新されている。

そんな中、現存するもう一つのスピンオフ、『NCIS：ハワイ』はまだ更新されていない。本家と同じく2月12日に封切られたシーズン3はここまで6話分が放送され、前シーズンとさほど成績が変わらない点も同じだが、一緒のタイミングでの更新とはならなかった。

今月15日（月）に放送される『NCIS』シーズン21第7話「A Thousand Yards（原題）」をもって、同フランチャイズは通算1000話を迎える。ひとまず『NCIS』本家とシドニー版は翌シーズンも継続されることが分かったが、進められている新プロジェクトを含めて今後どれだけこのユニバースが広がるのか、期待したい。

『NCIS～ネイビー犯罪捜査班』シーズン1～20はHuluにて配信中。（海外ドラマNAVI）

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参考元：米TV Line