Androidを標的とした新種のマルウェア発見
スマートフォンのセキュリティ対策が急務であることは、普及とともに大きく話題となっているが、その注意喚起や警告に続き、またAndroid1を標的にした新種のマルウェアが発見されたという。米CA Recnologies、セキュリティ担当のBlogによるもので、現地時間の8月1日付で掲載されている。


報告によると、このマルウェアはアプリをインストールした際に感染し、感染すると、ユーザーが通話を開始した時点で自動起動。通話内容をSDカード中に録音保存して、特定のサーバーに自動で送信してしまうという。送信先のサーバーの情報などを記録した設定ファイルがプログラム内に勝手に作成される仕組みだ。

通話内容が知らずに漏れてしまう恐ろしさ…
個人的な通話内容が、このように知らず知らず別のところへ漏れてしまうというのだから、実に恐ろしい。こうしたマルウェアへの感染を回避するにはどのような自衛策をとればよいのだろうか。

脅威を避けるには、まずはやはり、あやしいアプリをインストールしないということに尽きる。
この報告を行った担当者もインストール時には、不必要なパーミッション(許可するアクセス権限)が含まれていないかよく確認し、危険なアプリをインストールしないようにと述べている。こうした注意とともに、今後Androidスマートフォンを安全に利用するためには、ウィルス対策アプリのインストールなども適切に行うことが重要だ。

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