医療系ベンチャーとドラッグストアが連携
2021年7月6日、ドラッグストアチェーンを展開する薬王堂は、尿に含まれる物質により、精神疾患を発症するリスク度合いを測定する検査キットを8月から発売すると発表した。

この検査キットは、医療系ベンチャーである、セルスペクト株式会社が開発し、薬王堂で販売と検査用尿サンプルの回収を行うことになっている。


なお、検査結果は、尿の回収後数日で判明し、精神疾患に罹るリスクが高いと判断した場合は、医療機関受診を促すなどの対応を行うことになっている。
コロナ禍で精神的な不調を感じる人が増加
昨年から流行している新型コロナウイルスによって、在宅勤務や巣ごもりを余儀なくされているが、人との関わりが少なくなるにつれ、孤独感からか精神的な疾患を発症しないかなど、心配する声が出ている。

特に、うつ病の様な症状を訴える事例が増えており、そのような疾患の兆候をいち早く見つけるため、気軽に診断ができる検査キットの販売に至った。

なお、精神疾患の可能性について、どの病気に罹りやすくなっているのかも分かるようになっており、早めに対策が打てるのが一番のメリットであると考えられる。

(画像はプレスリリースより)

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