ここ数年、食玩集めにハマっている。昔のガチャガチャではありえなかった精巧なつくり。
いつの間にかとりこになっていた。
そんな食玩集めによって、新たに興味を持ち始めたのが“特撮・ヒーローもの”。仮面ライダーなどのボトルキャップを買い集めているうちに、特撮もの自体に惹きつけられることに。実際にDVDを観てみると、大人になってからわかるコク深さに惹きこまれてしまうんですよ。

『ウルトラマン』を愛する京本政樹に代表されるように、以前より多かった大人の特撮ファン。そして、そんな大人が喜んでしまう子供服ブランドが誕生するんです。

それは、バンダイが立ち上げる新ブランドで、その名も「BROOTS(ビールーツ)」。このブランドでは、『仮面ライダー』や『ウルトラマン』などのキャラクターを描いたTシャツやカバーオールを販売するとのこと。

「これは見逃せないだろう!」と、早速バンダイに話をお伺いしてみた。
「子育てを楽しむニューパパ増加に伴い、父親視点の面白くてカッコイイブランドにしてみたらどうだろうとリサーチを開始しました。100人の20~40代の父親に向けてインターネットでアンケートをとった結果、父親の7割は『子供のファッションに興味がある』、『子供服を選ぶのが楽しい』と感じていることがわかりました。そして父親が小さい頃大好きだったキャラクターをモチーフにしたブランド“BROOTS”が誕生しました」

「BROOTSの『B』は、かつて“BOY”だったパパのノスタルジーと、キャラクターとともに成長した“BANDAI(バンダイ)”、両方の『B』の『ROOTS(根源)』という意味が込められた造語です」
想定しているターゲットは、やはり20代後半~40代前半のパパ、もしくはファミリー。
ブランドでは、母親からの支持もあるデニムに合う服を取り揃えている。

そして、今年夏のキャラクターのラインナップがスゴい。「仮面ライダー」、「ショッカー」、「秘密戦隊ゴレンジャー」、「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」、「バルタン星人」、「ウルトラ警備隊」、「ゲッターロボ」、「ドロロンえん魔くん」、「うる星やつら」、「怪物くん」、「サイボーグ009」……と、書いているだけで胸が熱くなる。

もちろん、こんな秀逸な服たちを子供だけの独り占めにするなんて、“いけず”はしない。ベビー用カバーオールと子ども用半袖Tシャツのほかに、大人用半袖Tシャツ(S・M・L・XL)も用意されている。パパとお子さんがペアでショッカーTシャツを着こなすことも可能なのだ。
微笑ましい……。子を持つ親が羨ましくなるよ!

この「BROOTS」、第一弾商品は2月下旬からの発売で、価格は1575円~2415円(税込)。全国の百貨店、量販店、子供専門店衣料売場などで購入することができる。

何だかんだいって、子供は親の影響を強く受けるもの。子供には、正しい道を歩んでもらいたい。BROOTSの服を通して、「ウルトラマン」、「仮面ライダー」などが教えてくれる正義の尊さ、人生の悲哀を我が子に伝えてみるのもいいのではないでしょうか!?
(寺西ジャジューカ)