そして、これが究極形だろうか。プリンストンテクノロジー株式会社から発売されたブレスレット『ぶるっトゥース』が凄い。これは携帯電話に着信が来たら、ブルブルッとバイブするブレスレットなのだ。
これはBluetooh搭載の携帯電話とペアリングすることによって、利用が可能。Bluetoohだけに、商品を『ぶるっトゥース』と命名した。粋な洒落心だ。
それにしても、なぜにブレスレットにしたのか? 他のアクセサリーじゃダメなのか? 同社の担当者に伺ってみた。
「実は、開発当初はネックレスのように首からぶら下げる形も考えていたんです。しかし、その形だと震えてもあまり気づきませんでした。また、携帯電話を首に下げる人は元々いますしね(笑)。
そして、忙しい時に着信が来た場合。このブレスレットのスイッチを操作すると、着信を切断することもできる。これが何に役立つかというと、たとえば会社内のミーティング中などだ。その点についても、聞いてみた。
「社内の会議中、携帯に着信があっても出ることができなくて、バイブが震えっぱなしなんてことがありますよね。そういう時に『ぶるっトゥース』があれば、手元でバイブを止めたり、着信の切断をすることができます。また、携帯電話をカバンの中に入れていて着信に気づかない場合も、これがあれば着信の振動に気づきやすいんです。そのため、上司や取引先との大事な電話を逃しません」
また、もう一つ嬉しいのが「置き忘れ防止機能」。これは、たとえば居酒屋とかに自分の携帯電話を忘れてしまった場合。こうなると、非常に面倒臭い。
しかし、このブレスレットがあれば、携帯電話と一定の距離(約10メートル)を離れて、遂には接続が切断されると、ブレスレットがバイブし始めるのだ。要するに、ブレスレットが震え出せば、「俺、携帯忘れたかも!」と確認するキッカケになる。
この『ぶるっトゥース』は、3月上旬より同社のウェブサイトか全国の電気量販店で購入が可能。価格はオープン価格で、実売予想価格が2,980円。
ちなみに同社では、この『ぶるっトゥース』の製品モニターを15日より募集するとのこと。当選者には、同社からこのブレスレットを無料提供し、商品を使ってみた感想をブログに載っけてもらいたいらしいのだ。
どういう手順で入手するにせよ、ブレスレットに3,000円くらいをかけるのはザラ。ビジュアル的にも、なかなかイケてると思うのだが、いかがだろうか?
(寺西ジャジューカ)