「そうですね~。会員がどんどん増えているので、その実感がありますよ」と渡部さん。「全童連を結成した1999年当時は、童貞なのを隠している人が多かったですが、近年の童貞ブームもあって、以前よりカミングアウトしやすくなったようです。今まで隠れていた童貞たちが表に出てきたのかもしれません。サイトへの登録童貞数も爆発的に増えています」
現在、全童連の構成比はだいたい30代が40%、40代が30%、あとは20代が20%、10代と50代がそれぞれ5%くらいづつ。やはり20代と30代が増えているのだとか。
面白いのは、もともとの「捨てたいけど捨てられない童貞」よりも、渡部さんが保守派と呼んでいる「捨てたいとは思わない童貞」が増加しているとか。何故捨てなければいけないのか? 捨てる必要がないだろう!! という熱い主張を持ったタイプが童貞の間でも最近の目立った傾向なのだそう。
「恋愛に向いていないのは百も承知なので、別にわざわざ無理をしてまでとは思わない。楽しいことは他にもいっぱいあるし、自分の貴重な時間を割いてまで恋愛なんてしたくない」のが保守派の主張。最近の草食男子の傾向とやや似通っているとも言えますねぇ。
それ以外の増加の理由としては、不景気が要因のひとつ。
また会長の経験談によると、恋愛に入る前の段階で恋愛に不慣れなために、最初のデートでプロポーズしてしまうような突飛な行動に出てしまうのも失敗の原因だとか。
求めすぎる女子とのアンマッチング。男女の不均衡はまだまだ続きそうです。
(カシハラ@姐御)