コンビニ・ファミリーマートの一角に、パッケージデザインが統一されたお菓子たちがラインナップされている陳列棚がある。そこに置かれているのはファミリーマートオリジナルの「ボクのおやつ」シリーズのお菓子たち。
コンビニに立ち寄った時に、つい買ってしまうなんて人もいるかもしれない。自分も「ピーナッツブロックチョコ」がお気に入りで、会社帰りなんかに手にしてしまう時がある。

そんな「ボクのおやつ」シリーズには、子どもと犬のイラストが描かれていて、さらにお菓子によって犬の種類が異なることをご存知でしたか?

「“犬たち”は105円シリーズのお菓子のジャンルを表すキャラクターです。さらに、豆柴は豆系のお菓子、プードルはチョコ系、ダックスフンドはビスケット系など、8種類の“ワンコ”がそれぞれお菓子のジャンルを担当しています」とファミリーマートの広報・IR部の新野マネジャー。

正直、まったく気がつかなかった。

ちなみに“犬たち”と子どもの名前について伺ったところ、

「“犬たち”たちに固有名詞は残念ながらありません。
子どものキャラクターの名前は“ボク”です(笑)」

名前、なかったのか!

飽きることなく楽しんでもらえるよう、スナックやチョコレート、せんべい、クッキーなどお菓子の全てのジャンルの網羅を目指しているというこの「ボクのおやつ」シリーズ。現在のラインナップ数は約60種類だという。また、『ピックアップ』、『さくさくパンダ』、『鈴カステラ』、『カリカリ梅』、『チョコ&コーヒー』など、“なつかしさ”を感じられるお菓子もコンセプトのひとつとして選ばれている。

この「ボクおや」の売れ筋トップ5を聞いてみると、

1位:ピーナッツブロックチョコ
2位:えんどう豆スナック
3位:さくさくぱんだ
4位:じゃがスティック コンソメ味
5位:ポテトチップスうすしお味
(数量ベースランキング/2010年5月17日週)

と、「ピーナッツブロックチョコ」は堂々の1位にランクインしていた。ちなみに、新野さんにお気に入りを聞いてみると、「黒糖かりんとうです」と教えてくれた。

味や価格の人気以外に、顧客からの反響としては、
「パッケージに小麦や大豆、卵、えびなど、アレルギーを引き起こす原因の可能性があるアレルゲンがイラスト表示されているので、アレルギー体質のお子様でもすぐに見分けが付くところが喜ばれています」と新野さん。

“イラスト”におけるアレルゲン表示は今でこそよく見かけるが、「ボクのおやつ」では先駆け的な存在で、5年前から展開していたという。

2003年に発売を開始して以来、定番の人気商品となっている「ボクのおやつ」。お店で手に取ったときは、あらためてキャラクターの“犬”たちやアレルゲンのイラスト表示に注目してみてください。
(エキサイトニュース編集部)