ゲームセンターで目についた「ちゃぶ台がえし」ゲーム。他のゲームに比べてたくさん人が群がっていて大人気の様子です。
なんでも10月下旬に新製品「超・ちゃぶ台返し!その2」が出たそうなので、その人気の秘密をゲーム開発者に聞いてみましたよ。

タイトーのゲーム開発者さんいわく、「最近、アーケードゲームが難しく複雑になって、コアなユーザしか遊べなくなってしまっている。ふつうの人がちょっと立ち寄って遊べるゲームがプリクラやUFOキャッチャーくらいしかない」という現状があったよう。
そこで、ふつうのものを新しく開発しよう! と思い立ったところ、「ちゃぶ台がえし」というキーワードが一般に認知度も高く、やってみたいけれどできないことのひとつとして浮かび上がったそうです。たしかに「ちゃぶ台がえし」って、やりたくても実際できないですよね~。

最初に、このゲームが出来上がってみたら、「ちゃぶ台がえし」は見た目に面白く、20~30代の男性に人気が爆発。なんでも、この不況でイライラしているサラリーマンたちが、飲み会帰りに簡単にスッキリ! ストレス解消できるのがいいんだとか。

作りこみとしては、「物理演算のプログラムを使い、飛ばしたときの音や人の反応などにリアリティが出るようにした。どんな力でどんな方向に物が飛んで、どうリアクションするかを直感的につながって見えるように計算した。新バーションでも単純なゲームを面白くするためにさらに技の評価を細かくしたり、爆発する効果をもっと面白くしたり、強調した」のが苦労した点だと開発担当者さん。

また、「前作がヒットしたので、今回はより飽きないように、長く遊べる機能を増やした。オリンピックみたいに競技会モードを作ったので、4人でちゃぶ台を飛ばす距離を競って遊べることと、個人同士が記録を狙えるようにした」とのこと。


みんなイメージするのはやっぱり『巨人の星』。
新バージョンでは徹底的に「ちゃぶ台返し」を追求しちゃってます。本家本元(?)の星一徹を目指して、思いっきり「ちゃぶ台」を飛ばしてみたいですね~。
(カシハラ@姐御)
編集部おすすめ