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『孤独のグルメ』がテレビに登場! そういうのもあるのか

おなかがいっぱいになるのはとても幸せなことだ。
おいしくて当たり前の料理が、当たり前においしい。そのことにありがたみを感じなければならないほど、この世の中はひねくれている。
一人の中年男がいる。独り者だ。独りであることに慣れていて、もはや手出しができないほどにたたずまいが完成されている。それは洗練の成果である。しかし洗練された孤独は、現実においては滑稽に感じられることがある。
『孤独のグルメ』は、その滑稽のダンディズムを味わう作品だ。
だってさ、大のおとなが、腹を空かせて街をさまよう話なんだもの。滑稽だよね。
そこがたまらなく愛らしいのではあるが。

久住昌之作・谷口ジロー画の漫画『孤独のグルメ』が映像化されると聞いてびっくりした。いや、映像化はできるだろうが、どうやって井之頭五郎を現実のものにするのかが理解できなかったのである。演じるのは、これがドラマ初主演となる松重豊(プロフィールを見ると、柔道2段で散策が趣味とある。そのへんが評価されたか?)
愛読者には説明の必要もないだろうがあえて書く。
井之頭五郎とは『孤独のグルメ』の主人公であり、唯一のレギュラーである。彼は個人営業の輸入業者で、納品などのために首都圏のほうぼうを動き回っている。一人で行動しているのだから、当然飯を食うのも一人だ。咳をしても一人。彼が腹を空かしながら街を歩き、店を見つけ、飯を食うまでの顛末を追い続けるのが『孤独のグルメ』各話のあらましである。
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