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チャラいとモーレツにならない〈「モーレツ宇宙海賊」佐藤竜雄監督インタビュー前編〉

チャラいとモーレツにならない〈「モーレツ宇宙海賊」佐藤竜雄監督インタビュー前編〉
佐藤監督の監督デビュー作は、1995年の「飛べ!イサミ」。翌年放送を開始した「機動戦艦ナデシコ」は、劇場版も制作されるほどの大ヒット作になりました。佐藤監督は、文芸面の役職も兼任することが多く、「モーレツ宇宙海賊」では、監督の他にシリーズ構成、脚本を兼任しています。
90年代を代表する名作SFアニメ「機動戦艦ナデシコ」の佐藤竜雄監督が、久々に手がける本格スペースオペラ「モーレツ宇宙海賊」。キャッチーで個性的なキャラクターたち。本格的でイマジネーションあふれるSF設定。そしてなにより、可愛いけど凛々しいヒロイン加藤茉莉香の成長していく姿が魅力的な作品です。
地上波では、先日放送された第5話のラスト。普通の女子高生だった茉莉香が、父親の跡を継ぎ、宇宙海賊船・弁天丸の船長になることを決意。“宇宙海賊・加藤茉莉香”の物語が、ようやく本格的にスタートします。そこで佐藤監督に、この作品との出会いから今後の展開まで、お話を伺いました。前後編のインタビュー、まずは前編です。

――第5話で、ついに茉莉香が宇宙海賊になることを決意しましたね。
佐藤 ようやくですね。5話まで見て「宇宙海賊じゃねえじゃないか!」と思った人は多いと思うんですけど。でも、笹本(祐一)さんの原作(『ミニスカ宇宙海賊』)も、1巻は、まだ海賊じゃないですからね(笑)。
――5話までは、プロローグといったイメージですか?
佐藤 理由として一番大きいのは、茉莉香が海賊になる決意をしっかり描きたかったんです。それがないと、「周りに言われたので船長になりました」みたいにチャラくなっちゃうので。ふわふわと雰囲気だけで海賊船の船長になったように見られてしまうと、この先、全然突っ走る感が出せない。「モーレツ」にならないんですよ。海賊の船長になってからは、さらにいろんな人たちが出てきて、茉莉香の周りに集まってくるのですが、その説得力がなくなるんです。

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