近年は「夜22時~朝2時までがお肌のゴールデンタイム=成長ホルモンが1日の中で最も分泌されるときであることから、睡眠をとることが望ましい」と考えられるようになった。
でも、あるとき、耳にしたのが、タイトルでもあるこんな説だ。
「『お肌のゴールデンタイムは22~2時』は時代遅れ」
これってどういうこと? 渋谷DSクリニックで睡眠改善指導を行なっている、インナービューティーアドバイザーの友野なおさんに聞いた。
「22時から2時がお肌のゴールデンタイムと言われますが、現実的には22時に睡眠をとれる人はそんなに多くないですよね? これは旧日本人型のライフスタイルで、現在の暮らし方には合いません」
美肌・若返りと大きくかかわる「成長ホルモン」は、眠り始めてから最初の3時間に集中して脳下垂体から分泌されるそう。“早い時間から眠ること”を心がけるよりも、“眠り始めの3時間を、途切れなくぐっすり眠ること”を意識することで、睡眠の質は高まるという。
「また、21時以降は身体が眠りの準備に入るので、そうした面では22時に眠ることは良いですが、現代生活の中で22時に眠るのは難しいですよね。問題なのは、眠くないのにゴールデンタイムに『寝よう』と思い、焦ってしまって、眠れないことで、それが引き金となって不眠症が始まってしまうケースが若い人に多いということです」
「眠れなければ目だけつぶっていれば良い」というのは、昔からよく言われていたこと。でも、これも良くないのだという。
22時から2時まで成長ホルモンが分泌されるという説を否定されているリライト記事を多く見かけますが、子育て世代としては、やはり子どもには21時から22時の就寝がベストだと思います。
そういう意味では時代が現代人の都合で夜型にシフトしたなどと…現実はそうかもしれませんが肯定するよりも将来を担う子ども達のためになるような教育や生き方を伝える役目が大人にはあると思います。
是非、賛否両論があるこの件に対する見解をご教示ください。よろしくお願いします。