約7割の女性はブルーDayでも予定どおり合コンに参加するというが、実はテンションは関東・関西で差がある。
これは生理用品ブランド「ウィスパー」を展開するP&GとOL向けのフリーペーパー「ラーラぱど」が関西・関東の読者女性を対象のアンケート結果によるもの。関西OLの具体的な工夫としては、「いつもの自分よりフェロモン増量中なのに、行かない手はない」「イケメンと会えると思い込む」などプラス思考が目立っていた。
そんなポジティブ気質の関西OL にとって恋愛のカリスマ的存在ともいえるのが、川上あきこさんだ。川上さんといえば雑誌『Hanako West』で連載していたコラム「合コン手帳」が有名で、トータル合コン回数1000回というツワモノ。過去の恋愛体験も、婚約者の強烈な束縛にはじまり、一方的な婚約破棄、そしてバリ島での自殺未遂と、ドラマのように壮絶だ。
先日、その川上さんが大阪のトークショーに登場。5月下旬にP&Gが関西地区限定で新発売したナプキン「ウィスパー コスモ吸収」の売れ行きが好調なことを記念したイベントで、会場に集まった約30名の関西OLに合コンでモテる秘策を伝授した。
実際に合コンでモテていた女子の共通点から編み出したという必勝の7か条は以下のとおり。どれも5・7・5で覚えやすく、ブルーDay合コンの参考にもなる。
第1条「アンテナを はりめぐらせて 情報通」
「私の年代、40代になると特に多いんですが、不幸オーラを放ってしまっている人って、自分の輝いていた時代、チヤホヤしてもらった時代で時が止まっているんですよ」
と川上さん。
第2条「悪口や ダメ出しやめて 八光(はちみつ※)に」
八光とは、先輩を持ち上げる芸でおなじみ、月亭八光さんのこと。
「モテ女子って、本当にみんな八光さんみたいですからね」
人間って、基本的にほめられたら嫌な気はしないし、「自分に気があるのかな?」なんて気になったりするもの。もちろん、勘違いしているうちにその子のことが好きになることだってある。
第3条「ブルーDay切り替えボタンで ピンクDay」
ブルーDayを理由に合コンをドタキャンする人もいるが、そこは気持ちを切り替えて。
「そういう日に限って理想のタイプの王子が来たりするもんなんですよ。人生そんなもんですから」
第4条「女度を 上げてくピンク バッグイン」
なんと、昔はポーチを使わず、ナプキンをパッケージごとバッグにいれていたという川上さん。当然、合コンではドン引きされ……。ちなみに、モテ女子ポーチの定番色はピンクだそう。
第5条「トップスは ブライトカラー 美人ちゃん」
モテ女子は、パステルカラーなど明るい色をトップスに着ていることが多いそう。
第6条「わがままに 好きな何かを 楽しんで」
「昔は、自分のことだけを考えてくれる女の子がイイっていう男子もいましたが、今はゼロ」
合コン後の男子会でも、自分の好きな趣味などを楽しんでいる子がよいという男性が多いそう。
第7条「スマイルを ブルーDayこそ 心がけ」
川上さん自身、モテ女子の研究を重ね、とにかく笑顔だけを心がけるようしたら、懸賞まで当たりだしたとか。まさに「笑うには福来る」ということ。
たかが合コン、されど合コン。どうせなら楽しい時間を過ごしたいですね。
(古屋江美子)