姿勢を正そうと気を付けていても、じわじわと腰が痛くなり、結局いつもの姿勢に戻ってしまう。でも腰が痛くなるということは、正した姿勢も間違っているんじゃないか? ということで、正しい座り方を習得するべく『たった3センチで人生が変わる座り方』の著者であり、整体師でもある片平悦子先生にお話を伺った。
「座り方を変えて身体がつらくなる原因は、2つ考えられます。ひとつは、その座り方が間違っている場合。もうひとつは、腰や背中を丸め続けてきたせいで、正しい位置にセットされた骨格の動きに、身体がついていけない場合です」
では立っているときの姿勢と比べてどうなのか、さらに聞いてみた。
「立っているとき、人の姿勢はそこまで崩れることはありません。でも、座っているときは腰や背中を丸めたり、前屈みになったり、後ろに反ってみたりと、かなりひどい姿勢で長時間過ごしている方がたくさんいます。そのうちに崩れた座り姿勢がその方のクセとなり、立っていても歩いていてもそれが抜けなくなり、骨の形自体が変わってきてしまうこともあります」
正しい座り方の重要性が分かってきた。あらためて周りの人の姿勢を見てみる。職場を見渡しても、電車の中を見渡しても、本当にほとんどの人の背中が丸い。きっと私も丸いはずだ。こうなってしまう原因はどこにあるのだろう?