「小さなお葬式」が支持されるようになった理由はどこにあるのだろうか。葬儀サービス業者の評価レポートをみると、以下3点の理由が浮かび上がった。
【1】近年の消費者ニーズ:小規模なお葬式を希望する人が急増
“近年の消費者ニーズ”として、「火葬だけ」といったシンプルなプランや「家族だけ」で行う小規模な葬儀式への希望が増えているとされており、追加費用の無い17万8千円(税込)の火葬式プランを提案する「小さなお葬式」が上位に挙がった。
「小さなお葬式」は、葬儀の全費用が追加料金なしの低価格。無駄のないシンプルなプランに注目が集まり、年間の依頼件数が1万件を超えるという実績を持つ。「高齢者だし家族だけでゆっくり故人を送りたい」「介護や看護にお金がかかったので、葬儀に金額をかける余裕がない」など、たくさんの家族の声から生まれたサービスとなっている。「お客様の依頼傾向」をみても、「葬儀・葬式に呼ぶ人が少ない」「お葬式を安くすませたかった」「故人の希望」などで、通夜式・告別式を行わない小さな火葬式が人気なのがわかる。
【2】価格が明瞭である
2番目に挙げられるのが、料金設定が明朗であること。葬儀の全費用が追加料金なしの低価格を明示している「小さなお葬式」が抜きんでて支持されている。従来の葬儀費用は、多額の追加費用が発生するなど、その内容のわかりにくさが大きな不満点の1つとなっており、個別見積もりを行う大手は料金設定の明朗さという点では評価が低くなっている。
ちなみに、「葬儀費用の全国平均額」は、126万7千円。
【3】料金や内容など事前情報が得やすい
最後は、事前情報の分かりやすさ。
葬儀に関する情報は人が亡くなってから初めて問い合わせをする人が多く、これまではその内容や費用を比較する情報もないままで利用されてきたのが現状。
また、葬儀に関する費用など前もって情報収集をすることはタブー視されていたため、事前の情報発信については積極的には行われていなかった。
一方で、近年では、生きている間に、人生の終わりをどう迎えるかを考えて準備するいわゆる「終活(しゅうかつ)」の一環として、高齢者自身が生前予約をするといった動きもみられ、事前にサービスの情報を得やすいようにホームページ上での詳細な説明や資料送付も積極的に行われている。ここでも、インターネット媒体を積極的に活用している企業が上位に上がる傾向が見られる。
この点でも、「小さなお葬式」のホームページは、追加料金なしの明示がされており、価格がとてもわかりやすい。これも、選ばれる1つの理由であろう。お葬式を知りつくしたプロが選ぶ「小さなお葬式」、いざというときの選ぶ基準になるかもしれない。
(エキサイトニュース編集部)
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