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日本シリーズの前にクビにしてくれ「プロ野球戦力外通告」プロデューサーに聞く1

《日本一の2日後にクビになった男》

─── 過去9年間で、特に思い出深い選手は誰になりますか?

菊野 やっぱり僕は、宮地さん(宮地克彦、元西武ほか)ですね。2003年、「ZONE」の中で宮地さんと大越基(元福岡ダイエー)さんの2人を取り上げたんですが、この「戦力外通告」という番組を語る上で、非常に大きな選手だと思っています。どうしてこの2人を一緒に取り上げたかというと、彼らは高校時代、甲子園で投げ合っているんですよ。

─── 尽誠学園×仙台育英戦ですね。(※1989年夏の甲子園準決勝。延長10回に及ぶ投手戦として有名な一戦)

菊野 高校時代は大越投手が投げ勝ったんですが、その大越が2003年の秋にダイエーをクビになった。そこから僕らも動き始めたんです。だから、企画としては大越さんが先なんですね。なぜ彼を追いかけたかというと、2003年はダイエーが日本一になり、その2日後に大越さんはクビになったんです。

─── 非情ですね。

菊野 「おいおいおい、日本一の2日後にクビってかわいそうだろう」ということで追いかけ始めました。実際、本人は怒りまくってるんですよ。「なんで俺がクビにならなきゃならないんだ!」と。その思いの丈をテレビで語る、ということで本人からもOKをもらい、その時に「大越といえば甲子園での宮地との投げ合いだよなぁ。その宮地も今年クビになってるのかぁ」と宮地さんも追いかけることになるんです。宮地さんはその後、改めてテストを受けて福岡ダイエーに入団し、2005年シーズンにはオールスターにも選ばれるんですよ。
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