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暴走するキラキラネームは、親の無力感が原因だった『子供の名前が危ない』

暴走するキラキラネームは、親の無力感が原因だった『子供の名前が危ない』
『子供の名前が危ない』(牧野恭仁雄/ベスト新書)10万人以上の名づけ相談を受けた命名研究家が暴走する名づけを考察。
与夢くん、新千絵ちゃん、夢大くん、空海ちゃん、雄くん。
『子供の名前が危ない』(牧野恭仁雄/ベスト新書)の帯に出てくる珍名・奇名だ。
読めるだろうか?
(読み方は後半で!)

ドキュンネームと呼ばれたり、キラキラネームと呼ばれたりする奇抜な名前。
「キラキラネームやめて 「患者取り違えの危険増す」 小児救急医師がツイッターで提言」という記事が出て、その弊害も話題になった。

『子供の名前が危ない』は、命名研究家の著者が、名づけの歴史や、命名の相談を受けたときのエピソードをもとに、なぜ珍奇ネームが増えたのかを考察した本だ。
「めずらしい名前など、めずらしくない」と題された第一章では、珍奇ネームを17に分類する。
いくつか紹介しよう。すごいよ。

1:まちがった読み方の名
心愛(ここあ)
雪精(りた)
2:読み方はまちがいではないが、あまりに珍奇な名
燃史(もやし)
歩論(ぽろん)
3:外国の言葉を無理やり漢字にする名
大賀須(たいがーす)
卓留(たっくる)
4:意味と読みを混同し、まちがった読み方にする名
天使(えんじぇる)
業(かるま)
5:あだ名のように思われやすい名
梨澄(りす)
麻里鈴(まりりん)
13:普通の名前なのに読み方を変えて珍名になった名
立樹(りっきー)
恵(めぐ)

ひどく珍妙な名だけではなく、読めなかったり、男女が誤解されたりして、こどもが困りそうな名前もしっかり紹介されている。

『子供の名前が危ない』の著者・牧野恭仁雄は、“名前は世相そのものをあらわすのではなく、日本人の欠乏感をあらわしている”と解く。

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