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男泣きがドラマを動かす「ルーズヴェルト・ゲーム」7話

       
「今、裁判とかリストラとか、会社がものすごい大変な状況で、こんな事を言っていいのか分らないんですけど、どうか野球部を応援してやって下さい」と頭を下げる。最後は涙で声にならない。泣きじゃくりながらの長ゼリフは圧巻。

■「もう俺は絶対に自分から野球をやめない」(沖原和也/第四話)

高校時代に沖原をいじめ抜いた先輩であり、現在はイツワ電器野球部のエースである如月一磨が青島製作所野球部のグランドに現れる。そして、「野球、今すぐやめろ」「お前がやめないなら、どんな手を使ってでもつぶすからな」と沖原を脅す。沖原は「もう俺は絶対に自分から野球をやめない。もう俺は絶対に自分から野球を止めない。今、ウチのチームは負けたら廃部の危機です。野球を続けるには勝つしかない。イツワ電器も必ず倒します」と言い返す。あまりの腹立たしさに沖原くん、涙目。ふんぬー! とにらみつけるときの眉間のしわがたまらなくキュートである。

■「終わったな……」(長門一行/第五話)

イツワ電器との試合は大接戦だった。10回裏のスコアは4体3でイツワ電器が一点リード。青島製作所野球部は負ければ廃部という危機にさらされていた。キャプテン・井坂耕作(須田邦裕)は監督のアドバイス通り、初球狙いでバットを振り抜く。打球はバックスクリーンめがけて伸びていくが、向かい風で失速し、あえなく外野手のグローブにおさまる。「終わったな……」とぽつりともらしたのは、製造部梱包配送課課長・長門一之(マキタスポーツ)。突き放した物言いと裏腹に、目は真っ赤。野球部のふがいなさに腹をたてながらも、ひんぱんに試合に足を運んでいた。野球部の復活を誰よりも喜んでいたのは長門だっただろう。言葉にならないくやしさが滲む。

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ルーズヴェルト・ゲーム

ルーズヴェルト・ゲーム

ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS系・日曜21時)は、危機的状況に陥った中小精密機器メーカー・青島製作所と同社の野球部それぞれの逆転劇を描いたドラマ。凄まじい投球を披露した主人公演じる工藤阿須加は、元・プロ野球選手の工藤公康の長男。

2014年6月9日のレビュー記事

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