フジテレビ開局55周年記念ドラマ「HERO」(14日スタート・毎週月曜午後9時)の制作発表が10日、お台場で行われた。主演の木村拓哉を始め、新ヒロインに抜擢された北川景子、杉本哲太、濱田岳、吉田羊、松重豊、小日向文世、八嶋智人、正名僕蔵、角野卓造らメインキャストが出席。本作への意気込みを語った。
2001年に放送され、フジテレビ歴代最高視聴率を誇る大ヒット作が13年ぶりに復活。型破りな検事・久利生公平(木村拓哉)が東京地検城西支部に戻ってくるところから物語が始まる。今回、久利生とコンビを組む事務官・麻木千佳を演じる北川は「2001年の放送当時は中学3年生で、まだ(実家のある)兵庫にいて家族と観ていました」と振り返る。
「これは木村拓哉さんなのか、久利生さんなのか……とわからなくなってしまうぐらい責任感と正義感の強い座長のもと、撮影を進めてまいりました。シーズン1をご覧になった方にも、そうでない方にも満足いただけるHEROを自信を持ってお届けしたいと思っています」と力強く語った。
城西支部に新たに加わるルーキー検事・宇野大介を演じる濱田岳も、2001年の放送当時は中学生になったばかり。「『あのドラマがまた帰ってくるんだ』という、いち視聴者としての嬉しさと、まさかその一員として混ぜてもらえる嬉しさと、城西支部の名物事務官である末次さんとコンビを組めるという嬉しさと……何重もの喜びで、お話をいただいたときは興奮しました」