いよいよ「2014年ユーキャン新語・流行語大賞」候補の50語が発表されました。「集団的自衛権」「号泣会見」「STAP細胞はあります」「危険ドラッグ」といったものだけでなく「レリゴー」「ありのままで」「ダメよ~ダメダメ」「壁ドン」なんてワードも、見事ノミネート!
私の感想としては、意外とどれも覚えてるなぁというか。
上半期を、そこまで遠くに感じない。

兎にも角にも、一年を振り返る時期がやって来たというわけで。じゃあ、われわれはわれわれで今年の出来事を総ざらいしましょうかね。タカラトミーは11月20日に、「人生ゲーム」の新作を発表しています。その名は、『人生ゲーム オブザイヤーII』(希望小売価格 税抜き3,800円)。
「新語・流行語大賞」と連動した人生ゲームで、2014年を振り返る!
この時期だからこその「人生ゲーム」。

新語・流行語大賞を選出する自由国民社とコラボし、今年流行した言葉を通じて遊びながら2014年を振り返られる、そんな内容の人生ゲームだそうです。


ちなみに一年を総括する「人生ゲーム」は2013年にも発売されており、今回はその第2弾。
「2013年版は、アベノミクスやオリンピック開催地決定、富士山世界遺産認定などのトレンドや予備校教師、海女さんといった注目の職業などの話題を詰め込みました」(担当者)
購入者からは「5年後、10年後にまたやってみたい」、「円安や円高システムがゲームに大きく影響するので子どもにもわかりやすい」、「年末年始家族で盛り上がった!」等の反響が寄せられており、同社には「毎年出してほしい!」なんてリクエストも届けられたとのこと。

そんなこんなで、今回の2014年版。増税や待機児童問題などの社会的な話題や、毒舌タレント、作曲家、動画クリエーターといった注目の職業など、一年の話題がたっぷり詰め込まれています。
また、マス目にはこんなコピーが記されている模様。
・毒舌タレントのコメントが痛快!
・突然号泣。

・国民的アイドルの大人オーディション合格!
・魔法界アトラクションがスゴすぎて魔法が解けない。
・ゴーストライターがナイショを暴露。
・野次のセンスが無くて責められた。
・SNS に疲れて直接話をしてみたら、思いが伝わった!
・パートナーが中性化して離婚。
・ありのままの姿に場が凍りつく。
「新語・流行語大賞」と連動した人生ゲームで、2014年を振り返る!
「ゴーストライターがナイショを暴露」なんてスレスレなマス目も。

今回は小冊子「現代用語の基礎知識 人生ゲーム版」が付属されており、マス目やカードに登場する新語をわかりやすく解説、楽しく理解を深められるようになりました。


また、注目は「トレンドカード」のウェブ連動でしょうか。「トレンドカードをひく」というマスにとまり、そこで引いたトレンドカードには、その年トレンドになった事象(「アニマルフェイスパック」「すき焼きセット」「ボール型洗剤」等)が書かれており、またそれぞれ価格が記載されているそう。これら、決算の際に現金に換算して所持金にプラスできるんです。
なんとこの「トレンドカード」、「新語・流行語大賞」ノミネートワード発表後と来春という2度のタイミングで、ウェブ連動により最新ワードが反映されます。それらをスマホ上でランダムに引けば、更新された新語や流行語を楽しめるわけです。

その他、とにかく世知辛いほどに世相を盛り込みまくり! 「待機児童減少マス」に止まれば待たずに保育園に子どもを預けることができるし、共働き「ビジネスコース」なんてルートも設定されていたり、ゲーム内で増税・減税が起これば職業によって給料が増減したり……。

「家族、あるいは大人だけの会でも十分楽しんでいただける内容です。世代が違うと知っている言葉も違うので、例えば2013年版だと『KS』について孫がおじいちゃんに、『アベノミクス』について親が子どもに教えてあげるなど、世代間のコミュニケーションのきっかけが生まれたようです」(担当者)

なるほど、学びながら遊べるコミュニケーションツールですか。
「今後も継続し、毎年発表し続けていきたいと思っています!」(担当者)
(寺西ジャジューカ)