このゲームをやってると、誰もが、「日本って、こんなに神社仏閣が多いのか!」とビビることだろう。これほど多いなら、初詣とイングレスは相性がいいのではないかという仮説を実証すべく、iPhone 片手に、川崎大師へやってきた。
ちなみに、川崎大師駅のポータル情報。レベル1だ。今思えば、緑軍の記者としては、攻撃しておけばよかったのだが、なんとなく初詣気分が優先してしまい、このまま素通りしてしまった。
駅を出ると、川崎大師が歓迎してくれる。
ここが表参道だ。
川崎大師まで、約1キロ。意外と遠い。
ちなみに、これがこの位置でのイングレス情報。右上の密集地帯が川崎大師だ。
サムイので、まずはあま酒で温まる。殺伐としたエージェント活動の中、一瞬のやすらぎだ。
甘酒屋がポータルになっていたら攻めてやろうと思っていたが、何もない。
立ち並ぶ屋台。そういえば、最近、あまりこういう屋台にいってなかったから、見慣れないものが多い。この「キャンドルボーイ」というドラクエのモンスターみたいな名前の食い物は、シャウエッセンを餅で巻いたものらしい。
「伝説のもつ煮復活」との墨書。言葉の重みと表現形態の差に驚く。
「ずわい天」。これも聞いたことがない食い物だ。ずわいガニと高級白身魚とのコレボらしい。カニは固有名詞で、魚は一般名詞なのがポイントなのだろうか?j
わかりやすい名称。著作権とかは、対象が違うから関係ないんだろうな。
これは聞いたことあるが、これも、記者が子供の頃はなかった。この10年くらいではないか?
老舗らしい「くず餅」のお店は、むしろこういう日は、ガランとしている。
クロワッサンたい焼き。
トルコ人も頑張ってます。少なくとも5,6軒はあった。
やっと見えてきた看板。
と思ったら、キリスト者の看板が横に。おそらく異教徒を救おうという御心のなせる業であろう。袋叩きに合わないのが、平和で寛容な日本。
仲見世は、参拝の帰り客専用道になっている。人が多すぎるのだ。
別の道を大回りしていくことに。
わらわらと山門へ向かう参拝客。突き当りに小さく見える緑の屋根が川崎大師です。
ちなみに、これがここのイングレス情報。
あっという間に人の波に到着。一歩も動きましぇーん! 入場規制かかってる。
ちなみに、これがここのイングレス情報。
3分立ち止まって、1分前に進む。くらいの感覚で、さっきの緑の屋根まで到着。
ここから100メートル。
この門。青い。ここで、やっとエージェントとしての使命を思い出し、攻撃することに。
やりました! みごと緑化成功。歩けないので、レゾネーターをものすげー短くしか刺せない。
やっと入り口に到着。
ラインを一本引くのが精一杯。
「ストップ」の看板。
この看板が表示されているあいだは、停止。裏返ると「すすめ」の看板になって、進める。
この看板が裏返る、貴重な一瞬をとらえた動画画像!
やっとお賽銭投げるところまで来た。駅についてから1時間はたってる!
みんな、投げると数秒手を合わせて、その場を去る。
何をしに来てるのかよくわからない。金投げるためだけに、関東中から大勢の人が集まってきてるかと思うと、シュール。w
やることやったら、サッパリして帰途につく。
御札の受け渡し場所。名前順になっているが、今はその役目を終えたのだろう。誰もいない。
参拝に来る人と帰る人。混み具合が雲泥の差。
帰りにみつけた、天台宗の寺。ついでにこっちもお参りしましょう。
そのイングレス的画面。
ガンラガラです。
やっと駅についたー。
エージェント的には、ハック3回。キャプチャー2回。ライン1回という散々な成果。
結論。イングレスと初詣は、合わん!
(麻野一哉)