多くのヘッズ(注・ニンジャスレイヤーファン)たち、期待の第一話。
制作は『キルラキル』でお馴染みのTRIGGER。
ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン 第1話「ボーン・イン・レッド・ブラック」(ニコニコ動画)
OPのアニメーションは、まさに期待通り。
憂鬱な顔のニンジャスレイヤー。一糸惑わぬ動きのクローンヤクザ。女学生のニンジャのヤモト・コキ=サン、カワイイヤッター!
『キルラキル』や『グレンラガン』のノウハウが生きています。
ところが。
一話本編が始まった途端全く表現が変わります。
背景一枚の前で、全く身体を動かさないニンジャスレイヤーと敵が、Flashアニメのように画面の中でぺちぺちぶつかっているだけではないか。
これは、紙人形芝居か?
ニンジャスレイヤーは、格好はそのままにスライドしながら、ゲームのようにスリケンを飛ばして車やミサイルを撃ち落とし、目に見えない(動いてないしね)カラテで首チョンパ。
スシを食うシーンなど、普通のアニメーションパートもちゃんとあるのに、これはどうしたことか。
ニンジャが華麗にジツ(注・ニンジャの特殊能力のこと)を決めるアクションを期待していた層からは、怒号のコメントが飛び交いました。
「ニンジャ? ニンジャナンデ!?」
「アイエエエエエ!?」
「ザッケンナコラー!!」
「ハイクを詠め!」
(注・全部原作のセリフです)
満足度アンケートも、「全く満足していない」という人ばかり。