皆さんは『トリビアの泉』を覚えていますか。2002年深夜枠でフジテレビにて始まり、2003年にはゴールデンに進出しました。
「生きていく上でなんの役にも立たないムダな知識」を紹介するもので内容は良い意味でとってもくだらなかったです。番組内で連呼される「へぇ~」も流行りましたよね。

今回はそんな『トリビアの泉』の中でも特に印象深かったトリビアを紹介していきます。どのトリビアも本当に役に立たないのだけれども面白いものばかりです。

【覚えてる? 印象的だったトリビア】


■ルソーは露出狂
「社会契約論」などで知られる偉大な思想家ジャン・ジャック・ルソーですが、実は露出狂だったんです。彼が58歳頃に書いた「告白」では、「女の前でお尻を出すことが快感だった」と語っています。この本では他にも「5人の子供みな捨てた」とか「子供のころに女性に体罰を受けてマゾヒズムに目覚めた」など衝撃的なことが明かしています。

■何をしても死なない虫がいる
人気芸人のコンビ名にもなっているクマムシ。このムシは120℃で熱しても、マイナス200℃で凍らせても、真空状態に放置しても死なないのです。しかし寿命はせいぜい半年であり、意外と短いです。

■ガチャピンが子供食べようとする歌がある
あの人気者のガチャピンがそんなことをするはずがないと初めは思いましたが、実際にあるんです。
1975年に『たべちゃうぞ』を発表し、「いたずらする子はたべちゃうぞ」、「おなべでゆでてたべちゃうぞ」と歌っています。

あまりに怖すぎる歌詞でクレームが殺到したため、1週間ほどで放送自粛したそうです。しかし、この曲を聞いた子どもはさぞトラウマになったでしょうね。

■ロシアのトップはハゲとフサフサの繰り返し
1917年のロシア革命後の最高指導者を見ると、基本的にハゲとフサフサの繰り返しであり、よく「つるふさの法則」とも言われています。確かに近年を振り返ってもゴルバチョフ(ハゲ)→エリツィン(フサフサ)→プーチン(ハゲ)→メドヴェージェフ(フサフサ)→プーチン(ハゲ)と見事に並んでいます。しかし、プーチン氏のことをハゲ呼ばわりするのはとても怖いです。

■小便小僧がおしっこしているのは爆弾の導火線の火を消すため
14世紀のベルギーの首都である日、爆弾が仕掛けられました。導火線に火が付いており、人々が逃げまどう中、1人の少年が爆弾に近づいて小便で火を消しました。彼の功績を称えるために小便小僧はできたのです。しかし、今の爆弾は小便で火が消せないらしく、番組で実験したときには小便小僧が爆弾で木端微塵になっていました。
 
■ガーナサッカー協会会長の名前はニャホ・ニャホ=タマクロー
名前だけを見るとかわいらしいイメージですが、実際は少し太めのガーナ人のおっさんでした。番組ではとても陽気でかわいい「ニャホ・ニャホ=タマクローの歌」が作られて多くの人の印象に残りました。このトリビアが取り上げた後のガーナは、その後3回連続でW杯出場を果たし、ベスト8にも進出しました。


■もらい泣きの速度を遅くすると平井堅になる
一青窈の「もらい泣き」を80%の速度で再生すると平井堅が歌っているように聞こえるというものです。専門家いわく、裏声で歌っている部分の周波数がまったく同じな上、歌い方や息継ぎのタイミングが非常に似ているためそう聞こえるらしいです。ちなみに平井堅の曲を120%の速さで再生するとやはり一青窈のように聞こえます。

今回は『トリビアの泉』の中から特に印象深かった作品をご紹介しました。みなさんもこれらのトリビアを明日、会社や学校で使ってみてはいかがでしょうか。
(さのゆう90)
(「トリビアの泉~へぇの本~(1)」)
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