今回は名物コーナーだったビーラップから誕生した名物キャラの中から、10人を厳選してご紹介していきます。
軟式globe
小室が率いた『globe』のパロディでボーカル担当の「KOIKE」とダンス&ラップ担当の「パークマンサー」で構成。パークはアフロヘアにとんがらせた口、そして登場からなぜかずっとドヤ顔というスタイルでかなりインパクトがありました。
globeの代表曲『Love again』が流れると、パークは突然スイッチが入ったかのように踊り、サビになると、掛け合いが始まります。
「アホだな~(そうだよアホだよツ♪)アホだな~(それがどうしたアホだよッ♪)アホだな~お前、女を追い掛け回してまたドジしてる~」
初登場からすぐに人気者になり、小室哲哉とKEIKOの結婚式でもネタを披露するまでになっていました。コーナー終了後、パークマンサーは芸能活動を続け、俳優として『LIAR GAME』や『TRICK』へも出演したそう。さらに2013年には、なんとボーカルに新メンバーを迎えて軟式globeを再結成させています。
アンコ the KANCREW
初期の常連であり、一番手だったことが多かった3人組。「ズンチ・ズズンチ」の音に合わせてラップを披露するネタで、歌のタイトルは「発掘 悪悪 大辞典」や「カントリー忍」「泉ピンチ」など親父ギャグのようなものが多かったです。
Co.慶応
出演当時は現役の慶応大生であり、「先土器、縄文、弥生、古墳、飛鳥~♪」のお勉強ラップでおなじみでした。「B-RAP HIGH SCHOOL」では数少ない正統派のラップを披露する一人。
約10年のブランクを経て現在は、YouTubeを主な舞台にCo.芸能活動を再開! YouTubeチャンネルは現在2万人以上の登録がある人気アカウントになっています。
RHYMAHOLIKS
Co.慶応と並ぶ、正統派ラッパー。毎回「宇宙戦艦ヤマト」や「鉄腕アトム」などのアニメソングなどでラップを披露していました。V6の三宅健はRHYMAHOLIKSを紹介する際、「B-RAPの大黒柱的存在。この人たちのおかげでラップのコーナー出来るようなもんですからね」と言っていたことも。
ジョン・レノソ
ジョン・レノンの兄を自称し、『Imagine』の替え歌で「あんまり意味が無い 4番サード ジダン~♪」などと歌っていました。その後、ヒライケンジとして芸人としても活躍。『エンタの神様』にもよく出演していました。
尾崎豆
尾崎豊の曲の替え歌で、自身の身長が小さい(身長は156cmだった)ことやイジメられっ子だったことについての歌詞が多かったです。(「盗んだバイクを買わされた~」など)
一時期は吉本興業に所属しており、吉本新喜劇にも出演していたそうです。
チゲ&カルビ
チャゲ&飛鳥の「YAH YAH YAH」に合わせて、チゲは日常でありがちなことを左上方のカメラ目線で、カルビは至って当たり前のこと(例えば「明日の授業で褒められたけりゃ予習をすればいい~♪」)を熱唱していました。
カルビの方は現在「しばっち」という芸人として活動しており、B’zなどのものまねをしているそう。
MUSIA
MISIAの『Everything』などの曲を歌っていましたが、とにかく音痴! 音痴のため、歌詞のテロップがMUSIAの音程に合わせて上下していました。
歌DA道子
宇多田ヒカルの『Traveling』をバックに替え歌を歌うのが定番だった。母親兼ドライバー役として出演していた「藤子」は、後にまちゃまちゃとして一時期ブレイクしました。
夏木マリ夫
極度のあがり症であり、歌詞を最後まで歌いきれないことがほとんどでした。ネタは夏木マリの『ミュージシャン』の替え歌で、「よくある話ね 退屈な話〜♪」
このように見ていくと、結構後に違う名前の芸人としてブレイクした人もいますね! 確かに、当時のビーラップは素人に近い方々がネタを披露していましたが、面白さはプロの芸人さんにも引けをとらないものが多かったようにも思います。
また、、『学校へ行こう!』がレギュラーとして復活することに期待したいです!
(さのゆう90)