今月5日、「女優の田畑智子が自殺未遂をした」というニュースが飛び込んできた(後に所属事務所が否定)。しかし振り返ってみると、本人にその意思があろうとなかろうと、自殺未遂報道をされた芸能人は結構多いことが分かる。
そこで今回は自殺未遂報道があった芸能人を紹介していこう。

【中森明菜】


1989年7月11日、当時交際していた近藤真彦宅の浴室で手を切り自殺を図った。かなりの傷の深さで、切れた血管や神経をつなぐ手術は6時間に及んだそう。自殺を図った理由は結婚を望んでいたが、近藤に結婚する意志がなかったから、近藤真彦と松田聖子のNY密会報道でショックを受けたからだといわれている。
また、この年の大みそかに近藤とともに明菜は謝罪会見を開いたが、会見場には金屏風が用意され、かなり不可解なものだった(もちろん金屏風はおめでたい場で使われる)。このことから、ジャニーズ事務所は明菜に「婚約会見をします」と伝えており、騙まし討ちをする形だったのではとも噂される。

【宮沢りえ】


1994年9月に京都のホテルで歌舞伎役者の故・中村勘三郎と会った後、同ホテル別室で手首を切り、病院へと運ばれた。真意はいまだ不明だが、当時りえと勘三郎は愛人関係にあり、そのもつれから自殺未遂を起こしたのではないかと推測される。
この一連の出来事で病んでしまったのか、翌年には「激やせ」と各メディアで報じられ、一時期は芸能活動休止状態となった。

【華原朋美】


1999年に小室哲哉と破局後、精神を病んでいるとの報道が相次ぐ。この時期、自宅で倒れ(原因はガス中毒や貧血、睡眠薬など)救急車で運ばれることも幾度かあり、マスコミからは自殺未遂では? と度々取り上げられる。実際に当時の姿を週刊誌で確認できるが、薬の影響なのか目がうつろで肌荒れもかなりひどい状態であった。
また、ガス中毒での騒動の後、乗馬クラブで馬の上から釈明会見をしている姿も当時話題になった。

【窪塚洋介】


2004年、自宅マンションの9階から、約26メートル下の芝生に落ち、頭蓋骨の開放性骨折などの大怪我を追う。しかし、下が芝生だったことなどで衝撃が和らぎ、奇跡的に一命を取り留める。

窪塚自身は「これまで生きてきた中で、自分は死にたいと思ったことはない」と自殺説を否定し、所属事務所も「鯉のぼり設置の事故」と発表したが、マンションから約9m離れた距離に落下していたりと不可解な点も多い。

このように芸能界でかなりの人気を得ていた芸能人たちも、自殺未遂騒動を起こしていることが分かる。浮き沈みが激しい世界ゆえ、精神的な悩みも大きいのではないだろうか。
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