埼玉県南西部も川越を過ぎると、時おり電車からは畑が見えるローカルエリアに突入します。東武東上線で3駅先にある「若葉駅」もそのひとつです。
実はここ若葉駅には広告もほとんど出しておらず、口コミだけで人気を博している埼玉B級グルメ「茶ラーメン」があります。
「まぁちゃん拉麺」に向かう
「茶ラーメン」を提供するお店「まぁちゃん拉麺」は、若葉駅から徒歩10分ほどの場所で、近くには女子栄養大学があります。
手前はテイクアウト専門の「焼き鳥×餃子のお店」で、奥が「まぁちゃんラーメン」。どちらもまぁちゃんです。
店を訪れるのは近隣住人のファンや噂を聞きつけて来る人ばかり。ランチタイムは、14時近くまでお客さんがひっきりなしに入ってきます。赤ちゃん連れの家族や仕事のお昼休憩、一人でぷらっと来る方などさまざま。
医食同源をモットーにしており、どのメニューも無農薬の県産野菜を中心に厳選された体も舌も喜ぶメニューばかりが並びます。
さて、早速注文です。噂の茶ラーメンがありました。ギョーザは、エビもシソも具材まるごと入っているそうで、食べ応えありそうです。
待つこと約10分ほど。こちらが名物「茶ラーメン」（700円）です。とても彩り豊かで、見ているだけでも目に良さそう。
麺が隠れてしまうほど、野菜がたくさん乗っています。
茶ラーメンは、地粉（鶴ヶ島・高倉産の小麦）と、良質な狭山茶をブレンドして開発した新感覚の麺を使用。店長の関口さんが研究を重ねてできた翡翠色は、ここまで出すのに2年間かかりました。最初は緑色にならずにここまでの色味にするまでにとても苦労したそうです。
この透明感はほんのりコラーゲンの入った塩スープ。コクがあるにも関わらず、すっきりした味わいです。
梅干し、青梗菜、トマトなど彩りもすてきな野菜です。梅干しがきりっと味にしまりを出します。
こちらはしそ餃子です。しそが丸ごと入っていて、こちらも健康面で安心の一品になります。
「埼玉ご当地グルメ王決定戦」でも好評価を得ている茶ラーメン。近くにある女子栄養大学の関係者も食べに来るとか。
本当に栄養面で安心できるラーメンなんでしょうね。
（松岡佑季）
