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はにわ500体がお出迎え「はにわ園」を歩く

はにわ500体がお出迎え「はにわ園」を歩く

1960年あたり、新婚旅行のメッカとして栄えていた宮崎県は、現在でも、高さ5.5メートルにも及ぶ完全復刻されたイースター島のモアイ像が7体も立つ「サンメッセ日南」などの観光スポットが存在することで知られている。

またそれと同時に、何を目的として作られたのかがいまいち不明な珍スポットもいくつか点在している。その中でも有名なのは、2014年にSNS上でも話題となった、無数のはにわと土偶が点在する「はにわ園」だろう。

地元民もあまり足を運ばない


はにわ500体がお出迎え「はにわ園」を歩く

この「はにわ園」は、人間だけに限らず馬、家、船など、日本中の古墳から出土したはにわや土偶のレプリカが約200種500体展示されている。人間を模した物にはいくつかパターンがあり、鉄製の兜をかぶっているとされる「武人」、髪を頭頂部で束ねて首飾りなどの装飾具をつけた「盛装した女子」、鍬(くわ)を肩に担ぎ、鎌を腰に刺した「農夫」、琴を奏でている男性などさまざまだ。中には、柔和な笑みを浮かべつつ、某アニメキャラのように「シェー」とポーズを取っているように見える物まで。

はにわ500体がお出迎え「はにわ園」を歩く

はにわ500体がお出迎え「はにわ園」を歩く

はにわ500体がお出迎え「はにわ園」を歩く


ここにあるはにわを手がけたのは本部マサ(ほんぶ・まさ)という女性だ。マサは父が古墳や出土品の保護に携わっていたため、幼少の頃より出土品のかけらなどを遊びに使い、はにわなどに親しんでいたという。

そして、女学校に入ったころから、七輪で実際にはにわの制作を始めるなど創作熱が高まり、市内に「本部はにわ製作所」を設立するほどにまでなった。その後マサが、はにわを展示する場所を探していたところ、このあたりがまさに思い描いた、原始的な雰囲気を持つ場所だったため、作品を展示することにしたそうだ。

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