実写映画「新宿スワン」(原作・和久井健)の続編制作が決定し、1月末からクランクインしたことが報じられた。「新宿スワン」はヤングマガジン(講談社)で連載されていた同名漫画が原作で、新宿歌舞伎町で奮闘する水商売スカウトの面々と、裏ビジネスの人間らが巻き起こす群像劇を描き、幅広い年代のファンを抱えている。
2015年5月には、綾野剛主演で実写映画化され、『地獄でなぜ悪い』『ヒミズ』などで知られる園子温が監督を務めた。今作「新宿スワン2(仮題)」でも、綾野剛と園子温がタッグを組むということで、早くもファンからは期待の声が上がっている。
今回の『新宿スワン』続編決定報道に、とくに歓喜している人たちがいるという。それが、いまだに強い支持を得ている「クローズZERO」シリーズのファンたちだ。
1990年から1998年まで月刊少年チャンピオンで連載されていた『クローズ』(高橋ヒロシ/秋田書店)をもとに実写映画化された作品で、不良少年をカラス(英語でCROW)に例えたことから「クローズ」という名前が付けられた。舞台は超・不良が集う高校鈴蘭男子高校。喧嘩を通じた男同士の友情、成長を描いた不良漫画の金字塔だ。
そんな「クローズ」シリーズが実写で映画化されたのが、2007年10月。あの三池定監督作品ということもあり、ダークさと繊細さ、そして圧倒的なバトルシーンが印象的な作品に仕上がった。
また、「クローズ」人気が衰えない理由のひとつが、男も惚れる俳優陣たちだ。本作の主人公で、“最凶の転入生”滝谷源治を演じた小栗旬は、スタイリッシュな出で立ちと熱いハートの持ち主である源治を見事に演じきった。
さらに、「百獣の王」の異名を持ち、鈴蘭の頂点に最も近いと言われる芹沢多摩雄を演じた山田孝之の演技も圧巻で、記憶に残っている人も多いことだろう。そのほか、高岡蒼甫、深水元基、金子ノブアキ、綾野剛らが脇を固めるという、“男も惚れてしまう”作品だったのだ。
さて、映画「新宿スワン」は、そんな「クローズ」シリーズの俳優陣が再び集結した作品ということもあり、「クローズ」のファンから熱視線が向けられているという。
街のファンの声を聞いてみよう。「クローズ」シリーズのファンだという男性(31歳・IT企業勤務)に話を聞いてみた。
「もともと映画『クローズZERO』の大ファンでした。『新宿スワン』は、綾野剛、山田孝之、金子ノブアキ、深水元基らが共演しているのですが、このメンバーといえば『クローズ』シリーズです! さらに、『新宿スワン』の脚本は、クローズシリーズを担当した水嶋力也さんというところも嬉しい。やはり、この面々を見ると興奮しますね」(同男性)
こうした声が聞こえてくる一方で、悲嘆する声も。前作「新宿スワン」で、非業の最期を迎えた南秀吉役を演じた山田孝之ファンは、ショックを隠しきれない模様……。
山田孝之のファン歴8年だという女性(26歳・メーカー勤務)は、こんな風に思いを語る。
「前作では、プライベートでも親交が深いことを公言している綾野×孝之コンビが見られて幸せでした。秀吉役のヘアメイクも、『クローズZERO』を思わせるスタイルでときめきが止まらなかった!
『新宿スワン』の続編も嬉しいですが、孝之が出ないとなると、映画館に足を運ぶか微妙なところですね。綾野さんは、『闇金ウシジマくん』でもそうですが、孝之とのコンビが一番輝いていますからね。孝之なしの『新宿スワン』は魅力半減で、ショックです!」(同女性)
なるほど。「クローズ」シリーズのファンとしては綾野剛と山田孝之のコンビが見られないことにショックの色を隠せないようだ。
撮影中の「新宿スワン」続編では、アクション監督として、映画「るろうに剣心」シリーズで活躍した谷垣健治氏が加わるという。また、ストーリー自体も「新たに最凶の猛者と激しい狂乱」が描かれているということで、前作以上の盛り上がりを見せそうだ。現在、キャバ嬢200人分のエキストラも募集しているというから、ファンはぜひ応募してみてはいかがだろうか? 公開が待ち遠しい。
(野中すふれ)
※画像はamazonより 「実録山田」2016 山田 孝之 (著) ワニブックス
2015年5月には、綾野剛主演で実写映画化され、『地獄でなぜ悪い』『ヒミズ』などで知られる園子温が監督を務めた。今作「新宿スワン2(仮題)」でも、綾野剛と園子温がタッグを組むということで、早くもファンからは期待の声が上がっている。
根強い人気を誇る『クローズZERO』シリーズ
今回の『新宿スワン』続編決定報道に、とくに歓喜している人たちがいるという。それが、いまだに強い支持を得ている「クローズZERO」シリーズのファンたちだ。
1990年から1998年まで月刊少年チャンピオンで連載されていた『クローズ』(高橋ヒロシ/秋田書店)をもとに実写映画化された作品で、不良少年をカラス(英語でCROW)に例えたことから「クローズ」という名前が付けられた。舞台は超・不良が集う高校鈴蘭男子高校。喧嘩を通じた男同士の友情、成長を描いた不良漫画の金字塔だ。
実写化した俳優がすごかった
そんな「クローズ」シリーズが実写で映画化されたのが、2007年10月。あの三池定監督作品ということもあり、ダークさと繊細さ、そして圧倒的なバトルシーンが印象的な作品に仕上がった。
また、「クローズ」人気が衰えない理由のひとつが、男も惚れる俳優陣たちだ。本作の主人公で、“最凶の転入生”滝谷源治を演じた小栗旬は、スタイリッシュな出で立ちと熱いハートの持ち主である源治を見事に演じきった。
さらに、「百獣の王」の異名を持ち、鈴蘭の頂点に最も近いと言われる芹沢多摩雄を演じた山田孝之の演技も圧巻で、記憶に残っている人も多いことだろう。そのほか、高岡蒼甫、深水元基、金子ノブアキ、綾野剛らが脇を固めるという、“男も惚れてしまう”作品だったのだ。
さて、映画「新宿スワン」は、そんな「クローズ」シリーズの俳優陣が再び集結した作品ということもあり、「クローズ」のファンから熱視線が向けられているという。
街のファンの声を聞いてみよう。「クローズ」シリーズのファンだという男性(31歳・IT企業勤務)に話を聞いてみた。
「もともと映画『クローズZERO』の大ファンでした。『新宿スワン』は、綾野剛、山田孝之、金子ノブアキ、深水元基らが共演しているのですが、このメンバーといえば『クローズ』シリーズです! さらに、『新宿スワン』の脚本は、クローズシリーズを担当した水嶋力也さんというところも嬉しい。やはり、この面々を見ると興奮しますね」(同男性)
山田孝之が出ないなんてショック! の声
こうした声が聞こえてくる一方で、悲嘆する声も。前作「新宿スワン」で、非業の最期を迎えた南秀吉役を演じた山田孝之ファンは、ショックを隠しきれない模様……。
山田孝之のファン歴8年だという女性(26歳・メーカー勤務)は、こんな風に思いを語る。
「前作では、プライベートでも親交が深いことを公言している綾野×孝之コンビが見られて幸せでした。秀吉役のヘアメイクも、『クローズZERO』を思わせるスタイルでときめきが止まらなかった!
『新宿スワン』の続編も嬉しいですが、孝之が出ないとなると、映画館に足を運ぶか微妙なところですね。綾野さんは、『闇金ウシジマくん』でもそうですが、孝之とのコンビが一番輝いていますからね。孝之なしの『新宿スワン』は魅力半減で、ショックです!」(同女性)
なるほど。「クローズ」シリーズのファンとしては綾野剛と山田孝之のコンビが見られないことにショックの色を隠せないようだ。
撮影中の「新宿スワン」続編では、アクション監督として、映画「るろうに剣心」シリーズで活躍した谷垣健治氏が加わるという。また、ストーリー自体も「新たに最凶の猛者と激しい狂乱」が描かれているということで、前作以上の盛り上がりを見せそうだ。現在、キャバ嬢200人分のエキストラも募集しているというから、ファンはぜひ応募してみてはいかがだろうか? 公開が待ち遠しい。
(野中すふれ)
※画像はamazonより 「実録山田」2016 山田 孝之 (著) ワニブックス
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