紅白出場、5大ドームツアーなど、現在ノリにノッテいるアイドルグループの関ジャニ∞。横山裕、渋谷すばる、村上信五の年長組み3人に加えて、錦戸亮、大倉忠義、丸山隆平、そして安田章大を擁する7人組グループだ。


そんな関ジャニ∞のなかでも、一般的な認知度があまり高くないメンバーといえば安田章大だろう。今回は、そんな安田章大の魅力と、これまでの軌跡を辿ってみたい。

昔は渋谷すばるたちのバックで踊っていた


関ジャニ∞のメンバーとして、グループ結成当初から個性を放っている安田章大は1984年生まれの31歳。30代とは思えない可愛らしいルックスに熱狂するファンは多い。出身は兵庫県尼崎で、実は彼の中学時代の担任の教え子には、あのダウンタウンがいるという。

Jr.時代には、関西ジャニーズJr.で圧倒的な人気を誇った渋谷、横山、村上のバックダンサーとして活動する傍ら、同期のメンバーで結成された「BIGWEST」のメンバーにも抜擢される。

その後は、内博貴や丸山隆平らとともにバンド形式のユニット「V.WEST」に参加。ここでギターを担当することとなった。

メンバーカラーはブルー。個性派のファッションリーダー


定期的に変わる奇抜なヘアスタイル、スカートなどを取り入れた個性的なファッション、おしゃれな私
服……。安田は関ジャニ∞のなかでもファッションリーダー的存在として知られている。ネイルにもこだわりがあり、過去には雑誌でネイルの連載を持っていたこともある。

またデザイナーとしての実力も発揮しており、安田がデザインしたツアーグッズは「おしゃれ」「これなら普段づかいできそう」と話題を呼んだ。


ダンスがキレキレ、ギターも上手いと評価されている


そんなガーリーな安田だが、じつはメンバーのなかでも「天才肌」として知られている。ダンスを踊らせたら超一流で、天性のリズム感とキレのある動きでグループのなかでも頭一つ、二つ抜けた印象がある。

また、安田は関ジャニ∞のバンド演奏を引っ張る存在でもある。リードギターを務めるそのギタープレイは、各所から「安田はギターが上手い」と高く評価されている。ツアー先のホテルでも常にギターを触っているというエピソードもあり、努力家な一面が垣間見えるところも。

作曲もしちゃう安田章大


さらに安田のすごいところは、関ジャニ∞のアルバムにも収録されている楽曲を数多く作曲していることだ。

「ONE」「Kicyu」「って!!!!!!!」などのユニット曲にくわえて、「Eightpop!!!!!!!」「Dye D?」「夜な夜な☆ヨーNIGHT」「クルトン」「Your WURLITZER」「AII is well」「バリンタン」など、ライブの定番曲となっているこれらの曲は、すべて安田が手がけたもの。

聴けばわかるが、無条件に盛り上がれるハイテンポの曲から、繊細なバラードまで、どれもまったく別のタイプの楽曲のため、彼がもつ音楽の幅の広さを実感する。一度聴いただけでは、まさかメンバーが作曲したとは想像もできないクオリティなのだ。

一般人のファンも増えそう


ファン以外にはあまり認知されていないかもしれないが、安田は関ジャニ∞のメンバーのなかではかなり人気が高い。ライブに行けば安田のカラーであるブルーを身につけた女子の多さに圧倒されるし、安田がキラースマイルを振りまけば、「ヤスー！」「しょーちゃーん！」と女子の絶叫が聞こえて来るのだ。

また、タレントのLiLiCoが安田の大ファンであることを公言するなど、オトナの女性をも唸らせる魅力がある。かつては、横山・渋谷・村上のバックにいたJr.だった安田だが、今後はジャニーズファン以外にも安田のファンが増えていきそうだ。
（野中すふれ）
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