また股間が濡れている山猫(亀梨和也)。やはり漏らしグセがあるのか……。
冒頭から、DJ山猫と関本のおっさん(佐々木蔵之介)のラジオ公開収録という設定で、リスナーからの質問に答える二人。キャッキャする姿は楽しいけれど、そんなラジオ放送してたっけ?
いや、問題はそこじゃない。9話で里佳子(大塚寧々)と真央(広瀬すず)が大ピンチなのに、悠長なことをしてる場合じゃないよ! ドラマ「怪盗山猫」最終話。

さあ、結城の息の根をとめてやろうじゃニャいか!10 話
山猫と関本は再び結城の屋敷に忍び込んだ。そこで待ち構えていたのは、勝村(成宮寛貴)だった。「一服していい?」山猫の提案でタバコを吸う二人。嵐の前の静けさか、妙に冷静だ……。
山猫はとっくの昔、対面する前から勝村の正体を把握していた。雑誌で山猫の連載をしていた記事の一節から、スパイ養成学校の人間だと気づいていた。さすが勘がいい山猫。でも、そうと分かっていながらなぜ勝村を受け入れたのか。
勝村が自分に結城を重ねていたんじゃないかと問うと否定した。
「山猫が飼い猫より弱かったらシャレになんねーだろ」
山猫の一言で、殴る蹴るの攻防戦が勃発。やや勝村優勢で、ふすまに打ち付けられ吹っ飛ぶ山猫。相手も同レベルだからか、撃たれたダメージが残っているからか、いつもより弱くみえた……。
「俺を誰だと思ってるんだ?」
「山猫様は負け戦はしねーんだよ」