
キン肉マンが1980年代に「牛丼一筋300年 早いのうまいの安いの」なんて歌をうたっていた。それから約35年経過した今でもサラリーマンのランチの定番になっている。
牛丼にフライドポテトがついてくる

通勤ラッシュで混雑する田園都市線にあるたまプラーザ駅。一度降り立つと、都心では見ることができないファミリー層だらけの場所だ。「ライブキッチンyoshinoya」はフードコート内にある。
ここでは牛丼ならぬ「牛丼ディッシュ」が提供される。ディッシュとついているのは、高級感アップを意識したものだろうか。ほかのメニューも「牛カルビ丼ディッシュ」、「焼味豚丼ディッシュ」、「ビーフステーキセット」、「チキンステーキセット」「キッズ牛丼」など、通常店舗では見たことのないものばかり。ここでしか食べられない「手作りサクサクフライドポテト」まである。

ビーフステーキやチキンステーキは、レジ横の鉄板で調理する様子が確認できる。じゅんわり焼いている姿を見ると、食欲が増してくる。折角なので、吉野家で贅沢したい! ということで「ビーフステーキセット」(950円)を注文した。

ステーキはおろしタレでいただく。

ちなみに「牛丼ディッシュ」に入れる紅ショウガは店内に置かれていなかった。サイズの呼び方も通常の吉野家と異なる。「並盛」ではなく「レギュラー」、「大盛」は「ビッグ」だ。少な目の「ライト」も用意されていた。さすが、たまプラーザの吉野家である。
(松岡佑季)