2016年は、あの『ウルトラマン』放送開始50年というアニバーサリー・イヤー。それを記念してさまざまなプレミアム・グッズが発売されているのだが、ちょっとこちらを見て欲しい。

通話できるウルトラマンの科特隊「流星バッジ」が商品化! 着信音は作中音源
『ウルトラマン』科学特捜隊の“アレ”がついに商品化されてしまった!


これは、シリーズ第一作『ウルトラマン』の科学特捜隊の隊員たちが胸元につけていた、あの通信機的な……その名も「科学特捜隊 流星バッジ~Bluetooth(R)搭載送受信機~」!

科学特捜隊のエンブレムをあしらったこの商品、実は手持ちのスマートフォンのBluetooth機能を介して、本体内蔵のスピーカーやマイクで通話できるというガジェット。さっそく、ウルトラマン再放送世代のライター茶柱達也さんにも参加してもらい、機能をチェックしてみることにした。

通話できるウルトラマンの科特隊「流星バッジ」が商品化! 着信音は作中音源
マイクを伸ばして通話する。ああこの感じ……懐かしすぎる(泣)。

通話できるウルトラマンの科特隊「流星バッジ」が商品化! 着信音は作中音源
クリップ式になっているので上着ポケットに装着。身につけると妙に気分が高まる一品。


設定は簡単で、スマホ側のBluetoothをオンにして、流星バッジの電源を入れると自動的に接続を行ってくれる。
通話できるウルトラマンの科特隊「流星バッジ」が商品化! 着信音は作中音源
手持ちのiPhone 6s plusと並べた図。サイズはW22×D70×H28cm、重量は約30gとコンパクト。

数秒間の自動接続作業にも妙にワクワクしてしまう。
電話がかかってくると、『ウルトラマン』でおなじみのあの“ピロロ♪ ピロロ♪”の着信音が鳴り、星の中心にある高輝度LEDライトが点滅。
アンテナを伸ばすとマイク機能がオンになり通話が可能に。このアンテナを伸ばして通話するという仕様はもちろん、着信音にも作中と同じ音源を採用するというこだわりぶりだ。

アンテナを伸ばすことで通話が可能になり、元に戻すと電話が切れる形。アンテナは5cmほどの長さなので、引っ張りすぎにご注意を。



スマホと流星バッジは障害物のないところで最大10m程度まで離して使えるので、会議室の端から端で試してみた。

スマホを置いてちょっと席を離れても、きちんと受信できた。


このコンパクトな流星バッジ、ヘッドホン端子やスピーカーも搭載されていて、スマホと連動して音楽も聴ける。本体スピーカーは極端にボリュームを大きくはできないが、これで聴くウルトラマンナンバーが、また妙に胸に沁みる……。

通話できるウルトラマンの科特隊「流星バッジ」が商品化! 着信音は作中音源
ボリューム、プレイ、一時停止、早送り・巻戻しボタン付き。

通話できるウルトラマンの科特隊「流星バッジ」が商品化! 着信音は作中音源
バッジ本体で音楽を鳴らしてみた図。音楽が流れている間はLEDが点灯する。


この流星バッジはウルトラマンのオフィシャルショップ「ウルトラマンワールドM78」、円谷プロ公式オンラインショップ 「ウルトラマンワールドM78 怪獣デパート」、バンダイ公式通販・ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で8月26日11時から予約受付を開始する(2017年2月下旬~順次商品発送)。価格は税別20,000円だ。
日常のどんな緊急シーンで使うかは個人の判断にお任せするが、ウルトラマン&特撮好きならぜひ手に入れて自慢したい!
(古知屋ジュン)

画像:(C)円谷プロ