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新大河ドラマ「おんな城主直虎」第1回を徹底レビュー“主人公は水に落ちる”は朝ドラの定番だが

NHK 大河ドラマ「おんな城主 直虎」(作:森下佳子/毎週日曜 総合テレビ午後8時 BSプレミアム 午後6時)
1月8日放送 第1回「井伊谷の少女」 演出:渡辺一貴  視聴率16.9%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)
新大河ドラマ「おんな城主直虎」第1回を徹底レビュー“主人公は水に落ちる”は朝ドラの定番だが
「おんな城主 直虎 前編」(NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版

昨年の大河ドラマ「真田丸」のクライマックス大坂の陣で、真田信繁(堺雅人)の台詞にも出てきた井伊家。
今年の大河は、“徳川の四天王”のひとりだった井伊直政を養子として育てたと言われる女性・直虎(柴咲コウ)が主人公だ。このひと、生涯独身で井伊家を守り続けた女丈夫として、知る人ぞ知る、知らない人は全く知らない存在。ドラマ放送直前、直虎が「男性だった」説も飛び交って、謎が謎を呼んだままはじまった第1話は、視聴率16.9%と悪くもなく良くもなく、つまり今後どっちにも転じる可能性を秘めていた。

脚本の森下佳子は、現在再放送中の朝ドラ「ごちそうさん」(13年)で向田邦子賞を受賞、時代劇では日曜劇場「JIN-仁-」(09年)で最高25.3%の視聴率をとった作家。とりわけ「JIN」は主人公が過去にタイムスリップするSF仕立てでありながら、SFは視聴率がとれないと言われていたことを覆したこともあって、作家としての力量には信頼がある(ただし漫画原作がある)。
大河ドラマは女性が主人公だとあまり評判がよろしくないが、今回、その先入観のなかでどう戦うか期待して1話を見たら、土地の伝承をうまく盛り込んで、有名でない歴史上の人物の幼少期(メインの著名俳優が出てない部分)をドラマチックに仕立ててその世界観にぐっと引き込んでみせた。

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