ドクター中松の賃貸物件「SUUMO」に掲載
SUUMOに掲載の「ドクター中松グリーンテラス」ページからキャプチャ

日本を代表する発明家、ドクター中松こと中松義郎。彼の名を冠した物件が賃貸サイト「SUUMO」に掲載されていると、Twitter上で話題になっている。


1K8畳、バストイレ別の好物件!


東京都世田谷区に位置するその物件は、「ドクター中松通り」「ドクター中松街」「ドクター中松スクエア」の看板が立つ、ドクター中松ファンにとってお馴染みの場所にある。独特な門構えに3階部分がガラス張りになったオシャレな建物だ。
SUUMOには「ドクター中松グリーンテラス」として掲載され、1K8畳でバストイレ別、そして独立洗面台まで付いた1人暮らしにはもってこいの物件として紹介されている。駐輪場も完備されていて、駅からも徒歩10分圏内という好条件で家賃が8.2万円~8.6万円、しかも敷金・礼金なし。「ドクター中松先生の発明が施されたマンションです」という説明文があり、Googleストリートビューで確認してみると表札には「中松義郎」の名前があった。

この物件が多くの人の好奇心を刺激しているようで、Twitter上では「ドクター中松のマンション割といいな」「とりあえずエントランス見たい!」「もしこのマンションに住んだら、住所欄にドクター中松グリーンテラスって書くことになるのか…」といった声が上がっている。

改めてドクター中松の凄さを紹介!


ドクター中松は、本人曰く、5歳の時に初めて発明をして以来、トーマス・エジソンの特許数1,093を超える3,000個もの発明をしてきたという。
中には給油ポンプやフロッピーディスクなど、普段からよく利用するものも彼が発明したと主張している。

2005年には、35年に及ぶ体と脳に良い食べ物の研究結果をまとめた“リボディ理論”で「イグノーベル賞」を受賞するなど、話題性のある発明家の一人だ。

ドクター中松は死の0.5秒前に閃きが生まれると考え、水面下で酸素不足の状態に自身を追い込む独特の方法で閃きを手に入れているそうだ。他にも有名な黄金のトイレ、通称「静の部屋」で騒音を完全にシャットアウトし、思考を集中させる方法も行うという。
末期の悪性前立腺導管ガンを患っているドクター中松は、2014年に医師から1年半の余命宣告を受けていた。しかし宣告された余命から半年後となる昨年6月には、見事88歳(米寿)の誕生日を迎えている。