
群馬県渋川市にもつ煮自動販売機がある、と聞いて行ってきました。
しかし、私はもつが苦手。私のために身内が開催してくれた【もつ克服会】では1人唐揚げを食べるという結果でした。
だけど私は今年30歳。苦手なものは克服したい節目でもあります。

やってきました永井食堂

もつ煮の自動販売機があるのは群馬県渋川市の永井食堂。
地元ではもちろんのこと、全国的にも有名だそうです。
その証拠に滞在時間30分、車が途切れることなく出入りしていました。
もつ煮自動販売機は売店の横にあります。

時刻は17時20分。
閉店後に向けて店員さんが自動販売機にもつ煮をセットしていました。
なぜ自動販売機でもつ煮が買えるのか
店員さんが自動販売機にもつ煮をセットし終えたのを見計らって話を聞いてみました。
――売店と自動販売機で買える物は同じですか?
同じですよ。

――売店がやっている時間でも自動販売機で買っていいですか?
この自動販売機は営業時間内にお店に来られないお客さん用なので、営業時間内は売店で購入して欲しいです。
満パンに入れても朝には売り切れている事が多いです。ひとりでも多くの人に食べてほしくて自動販売機を設置しています。
――そうですよね、ありがとうございます!
それを聞いて私は「あとで時間外に来ようかな」と考えました。
すると…今回はひとつだけ買ってもいいですよ。
と店員さんが言ってくれました。

ありがとうございます!
もつ煮を自動販売機で買う日が来るとは!
もつ煮はお店で食べるものだと思っていました。
群馬県出身の夫や友人に聞いたら家庭でもつ煮を作るのが一般的らしい。
そういえば家族の食卓を牛耳る埼玉県出身の私の母はホルモン系が嫌いで食卓・外食にホルモンという選択肢がありませんでした。

値段は一つ1,070円です。

お金を入れて商品の番号を押して(ボタンは1つだけ)

購入ボタンをプッシュ!

30秒ほどでもつ煮が出てきました。買い物袋に入っています。
要冷蔵なので保冷バックを忘れずに!

自動販売機で購入した永井食堂のもつっ子。3人前です!
もつ煮を食べる。
家に帰って早速調理です。人生で3回目のもつ煮。

調理方法。袋全体を温める→中身を鍋で煮詰める合計約30分です。
煮詰めている間、お味噌のこうばしい香りが家の中に充満して「においだけでおいしい!」「早く煮詰まれ!」「もう我慢できない!」とお祭り騒ぎになりました。
