そんな彼女であるが、2004年に自作の詩が盗用だったことが判明している。
安倍なつみが認めた「盗作」
騒動が起きたのは、安倍がモー娘。を卒業した後の2004年12月。彼女が過去に発売していた写真集とエッセイ集に掲載した自作の詩が盗作ではないかというものだった。
話題となった発端は2004年11月頃のインターネットによる書き込み。すぐに事務所側が確認に走り、安倍に事実確認をしたところ本人が認めたのだという。
安倍は自身の公式ブログで「昔から、自分で『素敵だな』、と思った詩やフレーズをノートに書き留めておくようにしていました。(略)結果、人の詩やフレーズに勝手に手を加えた形で発表してしまいました」と非を認め、謝罪した。
しかしこの盗作騒動により、安倍は2カ月間の活動自粛、詩が掲載されていた写真集とエッセイ集はもちろん発売中止となった。
さらには、「後浦なつみ」(安倍なつみ、後藤真希、松浦亜弥によるユニット)として出場が決まっていた同年の紅白歌合戦を辞退し、後藤真希&松浦亜弥として出場する結果になるなど、騒動の余波が続いた。
aikoなどの歌詞と確かに似ていた
ところで、安倍が盗用したとされるのが、歌手のaikoやYUKIの歌詞。
たとえば、安倍なつみのエッセイ『陽光』にあるフレーズとaikoの『心に乙女』を比べてみると、確かに極似していることが分かるだろう。