
商品のパッケージに小さく書かれた「写真はイメージです」の断り。そりゃそうだろうと思うものを集めました。
さすがにそれが入ってるとは思わない
1.

このように書かれていますよね。
「写真はイメージです」

でしょうな。
栗の殻、イガまで入っていたら秋の味覚押し付けすぎです。
2.

『ひとつぶくだものグミ』という商品。

ふむふむ

イメージでなかったら「粒」でも「グミ」でもなく、単に「一切れくだもの」です。

3.

お馴染み『ポテコ』でも発見。

写真はイメージ…

でしょうな。
これ筆者の知ってるポテコじゃない。

4.

お馴染みつながりで『アルフォート』からも。

アルフォートにお茶が入ったら

あの船が沈む。
「イラスト」、そりゃイメージでしょう
イラストも「イメージです」とありますが、当然です。
5.

『一口カットりんご』という缶詰。ここまで風情のあるりんごが入っているとは思いません。
6.

ごま×わさびドレッシング


あ、わかってます。
7.

ポップなイラストも明らかに「イメージ」。

ポップついでにタメ口。
8.

ミルメーク

どんなイラストかわかりますか?

牛。入っているとは思いません。
でも『ミルメーク』といえばこの牛を「イメージ」します。

『中華一番!』みたいな
子供の頃、アニメ『中華一番!』が好きでした。料理をひと口食べると、それまで室内だったあたり一面、大草原が広がる…たしかそんな感じの、いちいち大袈裟な演出に大笑いしたのですが、それに通ずる商品もありました。
1.


バラ!入っていないのわかります。入っていても戸惑います。

2.

普通の牛乳ですが

牛に草原に青空です。
「写真は中身です」だったらひたすら驚きます。
わかっています、イメージでしかありません。
しかし思いました。ドラマなどの最後に「登場する場所は一切関係ありません」と出るテロップ同様、「写真とこの牛乳は一切関係ありません」という意味での「写真はイメージです」なのかもしれないと。それならわりと普通。「牛入り牛乳と思う人がいるかも」と思った筆者、恥ずかしい。
でも自分以外みんな他人。どんなことを思うかわかりません。「牛入り」と思う人もいるかもしれません。おそらく「念のため書く」ということもあるのではないでしょうか。
先日集めた「注意深すぎる注意書き」もそうですが、消費者のことを考えた「念のため」は、言い換えれば「思いやり」。「まさか思わない」ということばかりですが、今回もやはり憎めない商品なのでした。
(武井怜)