
市販のプレーンヨーグルトやフルーツヨーグルトを、冷蔵庫に常備している人は多いだろう。そんなおなじみのヨーグルトだが、腐ることがあるのだろうか。
ヨーグルトは腐る?
今回話を聞かせてくれたのは、スギ薬局 原店に勤務する管理栄養士・青山真奈さんだ。そもそもヨーグルトは腐ることがあるのか。
「ヨーグルトは発酵食品なので、腐るというよりは、カビが生えることが多いです。色がいつもと違ったら絶対に食べないでください。ヨーグルトには独特の匂いがあるため、匂いで変化は分かりづらいと思われます」
そして青山さんは次のように注意喚起する。
「また、消費期限や賞味期限が切れていたら食べないでください。消費期限とは未開封で、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、『安全に食べられる期限』のことです。
一方、賞味期限とは未開封で、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、『品質が変わらず美味しく食べられる期限』のこと。この場合も、期限が切れたら基本的には食べないようにしましょう」
ヨーグルトはどうするとカビが生えやすくなる?
ところでこのヨーグルト、できるだけカビが生えないようにするにはどうすればいいか。青山さんにアドバイスをもらった。
「一度で食べきれない場合には、毎回きれいなスプーンを使ってすくいましょう。

市販のヨーグルトには、プレーンヨーグルトやフルーツヨーグルトがある。とくにカビが生えやすいヨーグルトの種類というのはあるのだろうか。
「市販のヨーグルトでは大差はないと考えられます。手作りのヨーグルトは比較的カビが生えやすいです。理由は、乳酸菌以外の雑菌が混入してしまうことが原因です」
(石原亜香利)
取材協力
スギ薬局 管理栄養士 青山真奈さん

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