いよいよ発売日が7月21日(金)と迫ったNintendo Switch用ソフトの『Splatoon2』。さまざまなコラボもスタートしている。
今回は、京都水族館とのコラボ、『Suizokukaan』に行ってきた。
「Splatoon2」と京都水族館のコラボに行ってきた、ずぶ濡れ上等
京都水族館の入り口から、Splatoon2コラボのイラストになっていた

いたるところにコラボイラスト


入口に入って出迎えてくれるのは、黒板アート。オオサンショウウオとイカ達が描かれている。
「Splatoon2」と京都水族館のコラボに行ってきた、ずぶ濡れ上等
最初に出迎えてくれる黒板アート。このすぐ後ろにはオオサンショウウオの水槽がある

オオサンショウウオの水槽を見たら、また黒板。
「Splatoon2」と京都水族館のコラボに行ってきた、ずぶ濡れ上等
「京の川」エリアにあるイラスト。Splatoon2で実装される「サーモンラン」だ

結構な頻度で、コラボイラストが隠されている。魚を見るだけでも楽しいが、壁にこっそり描かれているイラストを探すのも楽しい。
「Splatoon2」と京都水族館のコラボに行ってきた、ずぶ濡れ上等
館内の壁の至る所に、インクやイカが描かれている

手ぬぐいに押せるスタンプコーナーもあった。
だが、手ぬぐいは入口横のミュージアムショップでは完売していて、出口近くの交流スペースで販売されている。いったん購入してから戻らなければいけなかったのがちょっと切なかった。ちなみに手ぬぐいを購入してみたところ手捺染(裏面までは染められていないタイプ)だった。
「Splatoon2」と京都水族館のコラボに行ってきた、ずぶ濡れ上等
手ぬぐいに押すスタンプラリー

「イカす研究コーナー」では、イカとインクリングについての研究が展示されている。
「Splatoon2」と京都水族館のコラボに行ってきた、ずぶ濡れ上等
「イカす研究コーナー」では、イカの話が詳しく載っている

「Splatoon2」と京都水族館のコラボに行ってきた、ずぶ濡れ上等
イカとインクリングの違いもばっちりだ

フォトローケーションでは、今回のコラボのために描き下ろされたアートと一緒に写真を撮れる。
「Splatoon2」と京都水族館のコラボに行ってきた、ずぶ濡れ上等
一緒に写真が撮れるフォトロケーション

親子で行きたい「スイゾクカーン・スプラッシュタイム」


今回のコラボの目玉は、Splatoon2仕様になったイルカスタジアムで行われる「スイゾクカーン・スプラッシュタイム」だろう。

「Splatoon2」と京都水族館のコラボに行ってきた、ずぶ濡れ上等
Splatoon2仕様になっているイルカスタジアム。これはカフェの入り口のイラスト

参加できるのは親御さんと3歳以上小学校6年生までの子供2名まで。30組定員だ。残念ながら親子連れ以外はエリアに入れず、上から応援するしかない。

ルールは簡単で、イルカスタジアムの巨大なプールを舞台に、Splatoonに登場するブキ「スプラシューター」を使ってチーム戦を行う。とはいっても、お互いに撃ち合うのではなく、的に向かって撃つ。的には水を集める仕組みがあり、制限時間内にどれだけ水を溜められるかが勝負となっている。
互いに撃つのではなく、地面をどれだけ塗れたかで決めるナワバリバトルをアレンジしたルールだ。
「Splatoon2」と京都水族館のコラボに行ってきた、ずぶ濡れ上等
この「的」に向かって「スプラシューター」で水を撃ち、「バケツ」で水をためる。バケツ用の水は天井から降ってくるのをキャッチする

戦いは2段階に分かれていて、「スプラシューター」を使って撃つフェーズと、イルカスタジアムの天井から降ってくる水を「バケツ」で受け止め、的に直接入れるフェーズとがある。これを交互に何回か行って、最終的に多く水を溜めた方が勝ちだ。

全編にわたってSplatoonのBGMが使われ、全員ノリノリで的に向かって水をかけまくる。また、開始前にスタッフが「びしょ濡れになります。靴とか無力ですよ。
脱がした方がいいかもしれません」と言っていたように、バケツ班は全身ずぶ濡れになって楽しんでいた。当日は30度を超えていたこともあり、自ら濡れに行っていた子供もいた。

勝負が終わると、全員が参加できるスプラッシュタイム。天井から降ってくる水の下へ行き、ずぶ濡れになるのを楽しめる。これは見学組も参加可能だ。あまりの暑さに参加したかったが、鞄の中に精密機器が入っていたために断念。
次回はビニール袋を用意して、参加したい。

出口近くの交流スペースには、Splatoon2コラボのさまざまなグッズが販売されている。残念ながら、特にTシャツはかなり売り切れが出ていたようだ。
「Splatoon2」と京都水族館のコラボに行ってきた、ずぶ濡れ上等
物販コーナー入り口で迎えてくれる、イカとオオサンショウウオのタワー

全体的に、水族館そのものも見せ方などを工夫していて楽しいし、さりげなく隠れているコラボイラストを探すのも楽しい。Splatoon2が目当てで行ったとしても、水族館そのものもたっぷり楽しめるし、水族館が目当てで行ってもSplatoonをやりたくなるような良コラボだった。実際、早くSplatoon2を遊びたくてたまらない。


小さなお子さんがいる家庭は、夏休みに京都旅行ついでに水族館に寄ってみてはどうだろうか。京都駅からバスですぐだし、歩いても15分ほどの距離だ。なお、「スイゾクカーン・スプラッシュタイム」に参加する場合には、子供の分の(最後にずぶ濡れになるつもりなら自分の分も)替えのシャツや下着等を用意するのをオススメする。
(杉村 啓)