安室奈美恵が、9月16日、17日に故郷沖縄でデビュー25周年を記念した凱旋ライブ『namie amuro 25th ANNIVERSARY LIVE in OKINAWA』を開催した。会場は宜野湾海浜公園に特設された“野外”ステージで、1日26,000人、2日間計52,000人を動員。
沖縄での野外公演は、グループとして1996年に開催して以来で、ソロでは初めて。

巨大スクリーンに、いつもは見ることのないステージ裏の模様が映し出された。青のミニワンピース姿の安室奈美恵と、ダンサーとの円陣が映し出され、「TRY ME~私を信じて~」のイントロとともにステージ上に登場。待ちわびた26,000人のファンからは大歓声が巻き起こった。ソロデビュー曲「太陽のSEASON」で会場を煽り、さらにはSUPER MONKEY'S時代のデビュー曲「ミスターU.S.A.」を22年ぶりに披露した。

小室哲哉プロデュース時代の楽曲も多く披露。「Chase the Chance」では、20周年の5大ドーム公演でも魅せた、ステージの端から端へ全力疾走する演出も。約70mを走った直後でさえ一切ブレることなく歌う姿は、会場を大きく沸かせた。日本レコード大賞を、史上最年少記録(当時19歳)で初受賞した曲「Don't wanna cry」では、「(歌詞)逢いたい人がいる~」と歌いながら、ファン全員を指差すなど、会場が一体になっていた。

2000年の九州・沖縄サミット イメージソングだった「NEVER END」も、2006年の全国ツアー『namie amuro BEST tour “Live Style 2006”』(再々追加公演)以来、約11年ぶりに沖縄で披露。楽曲の終盤で繰り返される「NEVER END~」の部分では会場全体に大きく手を振り、26,000人のファンもそれに合わせるように左右に手を振った。

国民的ヒットナンバーとなったNHKリオ五輪 テーマソング「Hero」を最後に披露し、約2時間に及んだステージを完走。
27曲を歌い、MCは一切無し。最後に「ありがとうございました! また遊びに来てね! バイバーイ!」と感謝を伝え、ステージを後にした。

5年前にも同じ会場で20周年記念ライブを開催予定だったが、台風の影響で中止。今回のイベントも、台風18号の影響でリハーサルや一部演出の変更を余儀なくされたが、無事に2日間を終えた。安室奈美恵は「台風の中、会場にたくさんのファンの方々が来てくださって無事、デビュー日に沖縄ライブができたことを心から感謝しています」とファンに感謝のコメントを残した。

イベント動員数は2日間で計52000人。沖縄のアーティスト単独公演史上最多動員数となり、絶大な人気を証明した。

10月からはフジテレビ系アニメ『ワンピース』の2度目の主題歌として新曲「Hope」が決定し、同じく10月から始まる話題の宮藤官九郎が手がけるTBS系 火曜ドラマ『監獄のお姫さま』主題歌を歌うことも決定している。また、今回のライブ『namie amuro 25th ANNIVERSARY LIVE in OKINAWA』の模様は、WOWOWで10月22日(日)夜7:00~放送される。

≪番組情報≫
WOWOW
『安室奈美恵 25th ANNIVERSARY LIVE in OKINAWA』
10月22日(日)夜7:00~ WOWOWプライムで
http://www.wowow.co.jp/music/amuro/

■安室奈美恵 オフィシャルサイト
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