「筋トレで世の中の悩みはほぼ全て解決できる」と説き、Twitterフォロワーが27万人を超えるマッチョ社長・Testosterone。本連載では、世の中の悩める男性に喝を入れ、筋トレによるライフハックを提案します。

筋肉は世界中で使える武器 海外で活躍したいなら筋トレしろ【Testosteroneの筋肉仕事術】

否が応でもグローバル化が進む今、これを読んでいるビジネスマンのなかにも「グローバルに活躍したい」と思っている人は少なくないだろう。ということで、今回のテーマは、「グローバルに活躍するために必要なスキル」だ。


大事なスキル「英語」は当然 「筋トレ」も必須!?


まず、英語が必要であることは言うまでもないだろう。どこの国で働くことになろうと、マネージャークラスになれば英語は「使えて当たり前」という世界なので英語は避けて通れない。そして、もう一つ大事なスキルが「筋トレ」。これはポジショントークではなく実話だ。しかも、筋トレが役に立つ理由はたくさんある。

第一に、コミュニケーションツールとして。人がコミュニケーションをとるときには、言語とは別に非言語的なコミュニケーションも有効となる。例えば、その1つがスポーツだ。試合中は敵対していても、試合後には仲良くなっていたりするだろう? だが、ビジネスの場でスポーツはできない。そこで登場するのが筋トレというわけだ。
筋トレをしていれば、見た目で一発で分かる。
筋トレをやっている人はわかると思うが、しっかり鍛えていると「何かスポーツされてました?」と聞かれそこから会話が発展することが多い。そういった会話のなかで筋トレをしていることがわかれば、すぐに仲間意識が芽生える。それは、共通の学校を卒業していたり共通のスポーツを経験していたら抱く謎の親近感のようなものだ。さすがに今から部活を始めるのはシンドいが、筋トレならいつからでも始められる。筋トレさえしておけば「体育会系は苦手だな」という意識持っている人も、驚くほど容易に体育会系の人材と打ち解けることができる。


なぜ世界のエグゼクティブたちは好んで筋トレをするのか?


「そうは言っても、相手が筋トレをやっていなければ意味がない」と思う人もいるだろう。しかし、海外では筋トレが文化として根付いていることが多い。特にアメリカでは街のいたるところにジムがあったり、学校にも筋トレの設備が整っていたりする。海外のエグゼクティブたちは、かなりの確率で筋トレに励んでいることも事実だ。なぜ、死ぬほど忙しい海外のエグゼクティブたちが筋トレに励んでいるのか。実は、ここにもグローバルに活躍したい人が筋トレをすべき理由が隠れている。

まずは、健康管理だ。ビジネスマンは意識しないと運動不足になりがちで、しかも加齢によって身体の代謝も落ちてくる。
その点、筋トレは代謝を上げ、アンチエイジングにもつながる。
また、海外への転勤でよくあるのが食生活の乱れ。しかし、筋肉の成長で重視すべき要素はあくまでもイメージではあるが「食事5割:睡眠3割:筋トレ2割」と言われているため、筋トレ好きは食事や生活習慣が乱れるようなことはない。よくアメリカでは「太っている人は出世できない」などと言われるが、筋トレをやっていることで自制心や自己管理のくせもつく。「身体が資本」というのは、スポーツマンだけではなく、誰にだって当てはまる。筋トレはビジネスマンのたしなみなのだ。

そして、筋トレをするとありとあらゆるホルモンが分泌される。例えば、男性ホルモンの一種である「テストステロン」は、闘争心ややる気をアップしてくれる。これはバリバリとビジネスをしていくうえでは必須だろう。


人間はダンベルがあれば、ストレス社会でも見知らぬ土地でも生きていける


筋トレはストレス解消にもうってつけである。言うまでもなく、仕事はストレスとの戦いだ。グローバルで働くとなると、そのストレスは計り知れないものとなる。
酒や買い物などでもストレス解消はできるが、身体に負担をかけたり、浪費につながってしまう。しかし、筋トレなら健全にストレス解消ができ、筋肉の成長のために睡眠時間にも気を遣うようになるので健康的だ。
筋肉は世界中で使える武器 海外で活躍したいなら筋トレしろ【Testosteroneの筋肉仕事術】
画像はイメージ

また、筋トレはコミュニティとしても機能する。グローバルで活躍するとなると、見知らぬ土地への転勤を命じられることも考えられる。当然、現地には友達がいない状態だし、寂しさやホームシックに襲われる可能性もあるだろう。だが、ジムに行けば筋トレ仲間たちがいる。どこの国であろうと、良い上腕二頭筋は良い上腕二頭筋だし、ベンチプレス140kgはベンチプレス140kgで価値のあるものだ。そんな価値のある筋肉や記録を引っ提げジムに行けば、仲間なんて一瞬で手に入る。通貨は使えなくても、筋肉は世界中どこでも使えるのだ。

まあ、ジムで仲間や友達ができなくても、バーベルやダンベルがいてくれる。人間、“自分だけの世界”を持っておくことは精神衛生上、めちゃめちゃ重要だ。何かあっても逃げる場所や帰る場所があることは、精神的な余裕につながる。
この自分だけの世界だが、1人でできる趣味のほうがいい。というのも、他人を介在すると一気にストレスが増しコントロールが効かなくなるから。冷酷なようだが、人間は家族であっても裏切る生き物だ。つまり、自分だけの世界は無機質であればあるほどいい。その点、ダンベルやバーベルは、ジムに行けばいつでも君を待っているし、「kg」か「ポンド」か単位の呼び名が変わることはあっても、重さ自体は同じだ。こういった揺るぎない存在というのは、宗教レベルで心の拠り所となってくれる。そして、ジムは今や世界中どこにでもある。筋トレをライフスタイルとしジムを憩いの場所とすれば世界中どこでも楽しくやっていけるのだ。

このように、グローバルに活躍するにはめちゃめちゃ効果的であることがわかってもらえたと思う。というか、もうグローバルとかどうでもいいから筋トレしよう。楽しいから!
(Testosterone)
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