
否が応でもグローバル化が進む今、これを読んでいるビジネスマンのなかにも「グローバルに活躍したい」と思っている人は少なくないだろう。ということで、今回のテーマは、「グローバルに活躍するために必要なスキル」だ。
大事なスキル「英語」は当然 「筋トレ」も必須!?
まず、英語が必要であることは言うまでもないだろう。どこの国で働くことになろうと、マネージャークラスになれば英語は「使えて当たり前」という世界なので英語は避けて通れない。そして、もう一つ大事なスキルが「筋トレ」。これはポジショントークではなく実話だ。しかも、筋トレが役に立つ理由はたくさんある。
第一に、コミュニケーションツールとして。人がコミュニケーションをとるときには、言語とは別に非言語的なコミュニケーションも有効となる。例えば、その1つがスポーツだ。試合中は敵対していても、試合後には仲良くなっていたりするだろう? だが、ビジネスの場でスポーツはできない。そこで登場するのが筋トレというわけだ。
筋トレをしていれば、見た目で一発で分かる。
なぜ世界のエグゼクティブたちは好んで筋トレをするのか?
「そうは言っても、相手が筋トレをやっていなければ意味がない」と思う人もいるだろう。しかし、海外では筋トレが文化として根付いていることが多い。特にアメリカでは街のいたるところにジムがあったり、学校にも筋トレの設備が整っていたりする。海外のエグゼクティブたちは、かなりの確率で筋トレに励んでいることも事実だ。なぜ、死ぬほど忙しい海外のエグゼクティブたちが筋トレに励んでいるのか。実は、ここにもグローバルに活躍したい人が筋トレをすべき理由が隠れている。
まずは、健康管理だ。ビジネスマンは意識しないと運動不足になりがちで、しかも加齢によって身体の代謝も落ちてくる。
また、海外への転勤でよくあるのが食生活の乱れ。しかし、筋肉の成長で重視すべき要素はあくまでもイメージではあるが「食事5割:睡眠3割:筋トレ2割」と言われているため、筋トレ好きは食事や生活習慣が乱れるようなことはない。よくアメリカでは「太っている人は出世できない」などと言われるが、筋トレをやっていることで自制心や自己管理のくせもつく。「身体が資本」というのは、スポーツマンだけではなく、誰にだって当てはまる。筋トレはビジネスマンのたしなみなのだ。
そして、筋トレをするとありとあらゆるホルモンが分泌される。例えば、男性ホルモンの一種である「テストステロン」は、闘争心ややる気をアップしてくれる。これはバリバリとビジネスをしていくうえでは必須だろう。
人間はダンベルがあれば、ストレス社会でも見知らぬ土地でも生きていける
筋トレはストレス解消にもうってつけである。言うまでもなく、仕事はストレスとの戦いだ。グローバルで働くとなると、そのストレスは計り知れないものとなる。

また、筋トレはコミュニティとしても機能する。グローバルで活躍するとなると、見知らぬ土地への転勤を命じられることも考えられる。当然、現地には友達がいない状態だし、寂しさやホームシックに襲われる可能性もあるだろう。だが、ジムに行けば筋トレ仲間たちがいる。どこの国であろうと、良い上腕二頭筋は良い上腕二頭筋だし、ベンチプレス140kgはベンチプレス140kgで価値のあるものだ。そんな価値のある筋肉や記録を引っ提げジムに行けば、仲間なんて一瞬で手に入る。通貨は使えなくても、筋肉は世界中どこでも使えるのだ。
まあ、ジムで仲間や友達ができなくても、バーベルやダンベルがいてくれる。人間、“自分だけの世界”を持っておくことは精神衛生上、めちゃめちゃ重要だ。何かあっても逃げる場所や帰る場所があることは、精神的な余裕につながる。
このように、グローバルに活躍するにはめちゃめちゃ効果的であることがわかってもらえたと思う。というか、もうグローバルとかどうでもいいから筋トレしよう。楽しいから!
(Testosterone)