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チャレンジャーが5人のモンスターを倒せば賞金100万円獲得の即興のラップバトル。
即興で、韻を踏みながら、言葉とリズムを相手にぶつける8小節2ターンの勝負だ。
3本勝負、2本先取で勝利。
ただし、判定が全員一致するとクリティカルとなり即勝利確定である。
4th SeasonのRec5がはじまった。
最初のバトル、チャレンジャーは、歩歩。
3rd season Rec3で「ダルシムばりにビヨーン」と手を伸ばして「ブワって余裕で楽しむ」と、
ダルシムをキーワードにして暴れまくって、Lilyさんに「汁が出るぐらいカッコいい」と言わせるぐらい盛り上げた。
(参照記事→「フリースタイルダンジョン」Lily「汁が出るぐらいカッコいい」ヨガフレイムでKO)
煽りVで、前回の敗因は体力不足と語り、「今日はめちゃくちゃしたる」と走り回る。
対するモンスターは“正当かつ的確なアンサーをはなつスタイル”の輪入道。
いつものお父さんスタイルじゃなく、歩歩のスタイルを受け取ってノリノリ、
登場していきなり、拳をあげて客席を盛り上げにかかる。
それに乗って、歩歩も拳をあげ、ふたりで「うぇいよー」合戦に。
歩歩、すべって転ぶ。
1st BATTLE。
先攻、輪入道。
「俺がフリースタイルダンジョン
チャレンジャーで初めて
漢a.k.a.GAMIと当たった時は
客席飛び込んだぜ」
歩歩も目をひんむいて、ガンガン行く。
2ターン目、輪入道が、
「俺だってガタガタにやってやっからよ」
と言いながら、会場で倒れ込み、
「まるでぐるぐるに飛び回る」
と言いながら、背中を軸にぐるぐる廻る!
「俺はブレイクダンサー」
立ち上がり、
「より半端じゃないUNDER」
と、激しい動きをしながら、まったく息切れせず、
言葉も途切れずに、ラップしつづける。
す、すげぇ。
ROUND2までもつれ込むが、「血 肉 湧き出すほどに ヤバい言葉 出す」輪入道の勝利。
敗因を聞かれ、「体力不足ですかね」と答える歩歩。
次のチャレンジャーはD96。
(参照リンク→「What is happiness ??」(D96 × Waff))
対するモンスターはFORK。

D96の「FORKの強さ俺は知らないぞ」に対して
FORKは、お前の事も知らないと言い、
「俺が知りたいのはお前に本当に知るだけの価値があるかどかだ」
と畳み掛ける。
ラップバトルで「お前のことは知らない」「何を言ってるのかわからない」と相手をディスることは多い。
が、そこからもう一段階、踏み込んで、深い議論に導こうとするFORKの底力、すごい。
「わかるか? どっちの勝ちかじゃねぇ どっちに価値があるか わかってるやつは そこを見てるはずだ」
D96も独特のワードセンスを貫いて、返す。
「I'm D96 今日もD 最高潮 億万の細胞 才能はないけど俺は最高」
FORKの2ターン目。
「見てるとなんだか俺の方まで悲しい お前はまだまだ剥けてない蛹」
後のフレーズでも、韻を踏みながら、ちゃんと内容がちぐはぐにならない。
腕時計を確認するポーズをとって「俺が勝って また深夜2時になるぜ」でシメる。
韻を踏み、内容がとっちらかることもなく、ラストもばっちり決める。すごい。
FORKのクリティカル勝利。
12月30日は、「フリースタイルダンジョン Monsters War 2017」AbemaTVもあるし、楽しみがたくさんだ。(テキスト/米光一成 イラスト/まつもとりえこ)