「筋トレで世の中の悩みはほぼ全て解決できる」と説き、Twitterフォロワーが46万人を超えるマッチョ社長・Testosterone。本連載では、世の中の悩める男性に喝を入れ、筋トレによるライフハックや仕事術を提案します。

自己肯定感の低い人がやるべきことはたった一つしかない

「自分は誰かに必要とされている」「自分のことが好きだ」などと感じる“自己肯定感”。この自己肯定感が低く「自分なんて……」と思ったり、せっかく他人から褒めてもらっても素直に受け止められない。そして、何事にも後ろ向きになって挑戦する気もなくなってしまう。程度の差はあれ、こんな風になってしまっている人はいないだろうか。
今回は、そんな自己肯定感が低いと悩んでいる人にアドバイスを送りたい。
自己肯定感の低い人がやるべきことはたった一つしかない
画像はイメージ


アドバイスも何も、「やるべきこと」はただ一つ


早速だが、自己肯定感が低い人が「やるべきこと」は一つしかない。自己肯定感が低いということは、要するに“自分が好きじゃない/自分が嫌い”ということだろう。
だったら「その理由」を一つずつ潰していくしかない。紙やスマホのメモ帳など何でもいいので、まずは自分で自分のことが嫌いな理由をリストアップしてみてくれ。

もし自分のビジュアルが嫌いな人なら改善できるように努力するしかない。筋トレして体を変えたり、ファッションにこだわってオシャレになったり。整形とまではいかなくても、いくらでもできることはある。整形に対する意見は人それぞれだが、僕は整形することにより自己肯定感が上がるなら整形は決して悪い手段ではないと思っている。

自分のことが嫌いな理由が「経済力がない」なら、仕事をがんばる。給料の高い仕事は何なのか、その職業に就くには何が必要か。転職が必要なのか。どんな資格があると有利なのか。いろいろとリサーチして、片っ端から自分の嫌いな部分を一つずつ徹底的に潰す努力をしていけばいい。


筋トレも試してみたら?


自己肯定感の低い人がやるべきことはたった一つしかない
画像はイメージ

自己肯定感を下げる原因に目を向け、きちんと改善しないと問題を根本的に解決することはできない。自分の欠点から目を背けていてはいけないのだ。
自分の欠点を直視するのは勇気のいることだが、避けていると問題は解決できない。
逆に、なぜ自分で自分のことが嫌いなのかはっきりと理由を探っていけば、どこか掴みどころがなかった「低い自己肯定感」も解決できる問題となる。ちなみに、筋トレをすると自己肯定感が上がるというのは数々の研究により証明されているので、手っ取り早く自己肯定感を上げたい人は筋トレしてみるといいだろう。やはり筋トレは最強だな?


「何をすればいいかわからない」なら、憧れの人をイメージ


きっと、「自分が嫌いな理由が上手く見つからない」「何をすればいいのか」わからないという人もいるだろう。そんな人は“自分が憧れている人”を想像してみてくれ。そして、その人の“憧れているポイント”を探すんだ。そのポイントは、今の自分に足りない部分なので、そこを補っていけばいい。

ここで注意してほしいのが、「できること/できないこと」の見極めだ。今さらジャニーズのようなイケメンになることはできない。だが、体系や立ち振る舞い、語学力や知識量に憧れるならその部分は努力次第で手に入れられる。こんな感じで努力を続けていくと、「憧れの存在」に近づいていく。それはすなわち、どんどん自分を好きになっていくということだ。

余裕があれば、これに並行して、“規則正しい生活習慣”を心がけてほしい。
早寝早起きを心がけ、睡眠時間をしっかりキープ。朝は太陽の光を浴び、適度な運動や栄養摂取を心がけること。すると、自律神経やホルモンバランスが整い、体調やメンタルが安定し始め、気分も向上してくる。逆に、これらが崩れていると体調もメンタルも不調になってくる。そんな状態では当然、自己肯定感は非常に下がりやすい。


「低い自己肯定感」が招く悲劇


最後に。
自己肯定感が低いのであれば、いち早く改善したほうがいい。「この商品はイマイチです」と紹介されている商品を誰も買わないように、自己肯定感の低いネガティブな人には自己肯定感の高いポジティブな人は寄ってこない。集まったとしても「類は友を呼ぶ」で、自己肯定感の低いネガティブな人たちばかりが寄ってくる。そんな集団に属していては、自己肯定感を高めることは今よりも難しくなる。自己肯定感の低い人同士で集まると、感覚がマヒしてきてそれが普通の状態になってしまうからだ。

解決策は何度も言うように、根本的な原因を潰していくしかない。自分の嫌いな部分を直視するのは辛いだろう。だからといって、目を背けたままだと何も変らない。それどころか状況は悪くなっていく一方だ。辛くても、逃げ出したくても、ここで踏ん張って一度自分の嫌な部分を直視し、一つずつ潰していけ。最後の手段「筋トレ」もある。大丈夫、そのうち必ず自分のことを好きになれる日が来る。
(Testosterone)