野球マンガの金字塔『ドカベン』シリーズが、今週発売の「週刊少年チャンピオン」で、ついにフィナーレを迎えた。
『ドカベン』シリーズついに完結。気になる2つの「その後」

『ドカベン』(1972〜1981)、『大甲子園』(1983〜1987)、『プロ野球編』(1995〜2004)、『スーパースターズ編』(2004〜2012)、そして、最終章『ドリームトーナメント編』(2012〜2018)。途中、9年ほどの中断期間があるとはいえ、足掛け46年の長旅。まさに、水島新司のライフワークだったわけだ。

その最終試合、ドリームトーナメント決勝戦、微笑三太郎率いる京都ウォーリアーズ対、土井垣将率いる東京スーパースターズ。延長12回裏、投げるマウンドには中西球道。打席には、山田太郎。

打の最高傑作・山田太郎vs投の最高傑作・中西球道


先週号の最後のフリは、山田太郎が「大記録4試合連続サヨナラホームランなるか」ということだった。

1回戦は新潟ドルフィンズの岡本慶司郎(Kジロー)相手にサヨナラ本塁打。
2回戦では阪神タイガースの火浦健相手にサヨナラ弾。
準決勝では広島カープの水原勇気からまさかのサヨナラランニングホームラン。
そして迎えた決勝、京都ウォーリアーズの中西球道と5度目の対戦。

振り返れば、シリーズ最高傑作『大甲子園』の実質的な決勝戦、準決勝でも引き分け再試合に渡る熱戦を演じた山田太郎対中西球道。

水島漫画における打の最高傑作が山田太郎ならば、投の最高傑作が中西球道。奇しくも2人、現実の高校球児に「ドカベン」と称された香川伸行(浪商)、「球道くん」とニックネームがつけられた中西清起(高知商)を生んだほどの名キャラクター。最後の対決がこの2人であったことは、作品にとってまさに有終の美、といえるものになったと思う。

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