「サバイバル・ウェディング」(日本テレビ系土曜よる10時〜)。
寿退社した夜、恋人の和也(風間俊介)から一方的に婚約破棄されたさやか(波瑠)。

会社の復職を認めるかわりに宇佐美編集長(伊勢谷友介)が出した条件は「婚活コラムを書いて半年以内に結婚しろ。結婚できなきゃクビ」というものだった。

第5話ざっくりあらすじ


「つきあうまでは(婚活コラムのことを)なんとしてでも隠し通せ。」
「飯のタネにされてるなんて思われたら完全にアウトだ」

宇佐美編集長(伊勢谷友介)の今回のアドバイスはたったこれだけ。海外出張でさやかの婚活に構っていられないといった様子。
たしかに「飯のタネ」だなんて思われたくない。事実そうなんだけど。
波瑠「サバイバル・ウェディング」辛すぎて酷いこと言う高橋メアリージュン6話
イラストと文・まつもとりえこ

校了日。
rizの編集長代理を任された多香子(高橋メアリージュン)は仕事のプレッシャーでいっぱいいっぱい。
不倫相手と別れたばかりという心理的ダメージもあったのだろう。さやかに対しても棘のある言葉をぶつける。

「コラムの評判が良いからって勘違いしないでよ」
「前からずっと言おうと思ってたんだよね。さやかは一方的に婚約破棄されたと思ってるのかもしれないけど本当にそう?原因は自分にもあるんじゃないの?」
「さやかが自分本位だったからだよ。
だから浮気されて婚約破棄されたんだよ」

これはひどい。たとえさやかが自分本位だったのだとしても、婚約者が二股をして良い理由にはならない。「痴漢されたほうが悪い」「いじめられたほうが悪い」って考えに似てる。
自分が不倫している間は「相手の奥さんが悪い」と自己正当化していたのかも。本当はそうじゃないって分かりながら。
波瑠「サバイバル・ウェディング」辛すぎて酷いこと言う高橋メアリージュン6話
イラストと文・まつもとりえこ

けっこう酷いこと言われたのに、「なにもしてあげられない」と多香子の心配をするさやか。
思い返してみても、さやかは基本的に相手を恨んだり復讐しようとはしない。婚約者の浮気相手に対しても「この子はこの子で必死なんだ」、ライバルの栗原美里に対しても「敵ながらあっぱれ!」と思う性格。このカラッとした優しさがさやかというキャラクターの魅力だと思う。(まぁ、元カレに対しては優しすぎる気もするが…)

翌日、さやかは仲直りのために多香子の家を訪ねる。柏木王子(吉沢亮)のアドバイスで「うんとおいしいもの」を持参して。
波瑠「サバイバル・ウェディング」辛すぎて酷いこと言う高橋メアリージュン6話
イラストと文・まつもとりえこ

すべてが一件落着。
柏木に婚活コラムのこともバレていない。なんと?バレてない!
「あのコラムってめちゃくちゃおもしろいですね!あのコラムにでてくる王子様って実在するんですか?あのふたりってうまくいくと思います?」(ニコニコ)
って、鈍感過ぎだよ柏木王子〜。
(イラストと文・まつもとりえこ)

【配信サイト】
日テレオンデマンド
TVer
Hulu

サバイバル・ウェディング」(日本テレビ系列)(日本テレビ系列)
出演:波瑠 吉沢亮 高橋メアリージュン ブルゾンちえみ 前野朋哉 小越勇輝 奈緒 石田ニコル ついひじ杏奈 山根和馬 風間俊介 須藤理彩 野間口徹 生瀬勝久 財前直見 荒川良々 伊勢谷友介
原作:『 SURVIVAL WEDDING(サバイバル・ウェディング) 』(文響社) 大橋弘祐
脚本:衛藤凛
音楽:木村 秀彬 『 ドラマ「サバイバル・ウェディング」 オリジナル・サウンドトラック 』
主題歌:C&K 「ドラマ」
チーフプロデューサー:池田健司
プロデューサー:鈴間広枝 大倉寛子
演出:佐藤東弥 小室直子 水野格
制作協力:AXON
制作・著作:日本テレビ
編集部おすすめ