それでもやはり口内の問題は出てくるもの。
歯間や歯周ポケットといった歯ブラシの弱点を補えるんだ
じゃあ歯ブラシも必要なんですね
今回購入したのはPanasonicのジェットウォッシャードルツ EW-DJ-51です。
「ジェットウォッシャードルツ」とは?
「使用後、口の中からザリガニのような匂いが突き抜けた」というインパクトのあるレビューが話題となったのが、Panasonicのジェットウォッシャードルツです。もちろん人によりますが、それだけ歯ブラシで取れない汚れが歯周ポケットには残っているケースもあるようです。ドルツというのは電動歯ブラシも含めたシリーズ名で、ジェットウォッシャー自体は現在4種類販売されています。
ジェットウォッシャーの機能を簡単に説明すると、強い水流で口内(歯周ポケットや歯間)の汚れを洗い流すものです。乱暴に例えると口内版の高圧洗浄機のようなイメージですね。
使い方は
1. 本体に給水
2. ジェット、ノーマルバブル、ソフトバブルの3種類からモードを選ぶ
3. ノズルを口に入れる
4. スタートボタンを押す
だけです。
ジェット水流は歯間の食べカスの除去、ノーマルバブルは歯周ポケットの掃除、ソフトバブルは歯ぐきのマッサージとそれぞれ用途が割り振られています。
強いだけでなく微細な気泡を含んだ特殊なバブル水流を使うから汚れが落ち、歯ぐきのマッサージにもなるそうです。
ただしジェットウォッシャーは表面を磨くことは苦手なので、歯ブラシの代わりにはなりません。セット販売されている電動歯ブラシも検討してみてください。
ジェットウォッシャードルツを実際に使ってみた
朝起きたら口のネバネバが明らかに減っていました!
筆者は歯科の定期検診に行っても特に問題がないと帰されるので、使用後にザリガニやドブの匂いがすることはありませんでした。しかし、明らかに歯磨きやうがいだけの時より爽快感は増し、朝の口のネバつきが減ったように感じました。
初回は歯茎から出血しましたが、継続して使っていくことで歯茎が鍛えられ、締まっていくとのことです。
その他、実際に使ってみて感じたことを箇条書きにまとめました。
・音が比較的大きい
・ハンディタイプは20秒ほどで水が切れてしまうので、口内全体をやると2~3回は給水する必要がある
・大きなタンクのタイプを買うか、チューブをペットボトルにつなぐなどの改造で容量アップの模様
・同じシリーズの音波電動歯ブラシも合わせて使うとさらに効果が期待できる
・水道水をそのまま使うとしみる人もいるかもしれないのでぬるま湯推奨
今回はハンディタイプ(EW-DJ51)を購入しましたがタンク型は長時間駆動し、水流も強いそうです。タンク型は(販売店によって異なりますが)1万円を切る価格でも販売されているので、本気で口内環境を整えたい方のうち、洗面所のスペースに余裕がある方はそちらも検討されてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回、ジェットウォッシャードルツを購入して大満足でした!
余談になりますが、近年は口に咥えるだけで自動で歯磨きをしてくれるマウスピース型のガジェットも登場しつつあります。ジェットウォッシャーだけでなく、口内洗浄のための新しい機器に投資すれば時間を短縮したりより高い洗浄効果が見込めます。
歯周病は全身の疾患に関係する「万病の元」とも言われています。そうなる前に、より快適に口内環境を守る投資をしていこうと思います。
(橋本ナオキ)